昨日はプロのセカンドでアマチュア時代からずっとセカンドをやっていた専門の選手はいない、
ということを記した。
2022-3-15 プロのセカンドにずっとセカンドをやってきた選手はいない
ショートはファーストへの距離が遠いので肩の強さが求められ、同時に内野手としての素早さが求められる。
この条件があればセカンドもできるということになるのだ。
サードは守備範囲が狭い。
右横にファールラインがあるので守備範囲の広さは求められない。
そしてファーストへの距離があるのでショートより前に守らないと間に合わなく、
セーフティバントのような前に転がった打球に間にあわなくなるので前に来ざるを得ない。
すると守備範囲は広くならないのだ。
ファーストは投げる機会が極端に少ない。
そしてサード同様ファールラインがあるので守備範囲を求められない。
だからサード、ファーストはショートで歳をとった選手が晩年に行きつく場所となる。
昔は、そういう選手が外野に回ることも多かった。
外野手は打てればその方が重宝されるという意識があったのだ。
今でもその意識はあり、守備力の無い外国人や筒香のような選手が守ったりするが、
球場が広くなったこともあり、外野手の守備力がバッティング同様、勝つために必要という意識になってきた。
それでも外野手が打撃を優先されるのは打球が飛んでこない可能性があるからだ。
一試合のうち、何もしない可能性がある。そうなると誰でもいいということになる。
プロでなくてもいいということになる。
一方、打席は3度必ず回ってきて、4回は回って来るもの。
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