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強い相手に勝ってこそやりがいがある

大阪桐蔭の力が抜けているこの世代の高校野球だが、大阪桐蔭も連覇が目標ではあるものの

好投手、好チームとやりたいはずだ。

2022-8-17 大阪桐蔭に勝つには前田が投げるしかない

 

春のセンバツの決勝は大阪桐蔭と近江だったが、この時、山田は投げ続けていたので

最強チーム相手に万全の状態で対せなかった。

だから大阪桐蔭に勝つには好投手を持つチームが早いうちにあたらなければならない。

 

前回、大阪桐蔭が連覇した時も、決勝は吉田がそれまでの試合で投げ続けていたので

決勝には力が残っていなかった。

一方、大阪桐蔭はいつもピッチャーを数枚もっているので、決勝が大差になってしまう。

大阪桐蔭だって絶好調の吉田とやりたかったはずだ。

 

プロは味方に名選手がいると対戦できない寂しさがある。

ダルビッシュの打席に立ちたい。プロだもの。

ロッテの選手は佐々木のスピードボールを打席で見てみたい、打ってみたい。

巨人のピッチャーはONを相手に投げられなかった。

巨人の選手は江川の球を打てなかった。

 

日本で活躍した選手が海外に行くのは、報酬が破格ということがあるが、もうひとつに

日本の対戦相手に飽きたからということが大きい。

高いレベルの野球を経験したい、知らないピッチャーを見てみたい、世界中の強打者

に投げてみたい、といった動機だ。

そうでないのなら日本にいれば地位は安泰なのだから。

アスリートとして、勝負師としての欲求だ。

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