今週続けている大谷についての話題だが、今日は、大谷を話題にした世間のニュース記事を引用して
それについてのコメントを記した過去の記述を振り返る。
2014年4月6日ものから。
この記事では大谷が二刀流ではなく、どっちつかずで終わるのでは、と言っているが、
今さらこんなことを言っている。
この場では、1年目のシーズン始まる前、栗山監督が兼任を打ちだしたときから、
二刀流とは聞こえがいいだけで、どっちつかずの客寄せパンダと言い続けてきた。
毎日試合があるプロの世界で両方やるのは絶対不可能だ。
選手の可能性を伸ばすためには投手に専念させねばいけない。
この場でも何度もその不可能な理由は述べてきた。
今回は、開幕数試合しかたたないうちに足をつっての降板だ。
一度つったらその日の続投は無理。
もともとピッチングの運動というのは人間の体のつくりからは不自然な動きを余儀なくされる。
ピッチングという非合理な運動で異常を起こした体は、さらに続投して非合理な運動を重ねるわけで
その日に回復ということはまず無理なことだ。
この足がつるということも、
投手としてのトレーニングのみをやっていないこと。野手としての起用を強いられていること。
から起きているのだろう。
そろそろ日ハムも大谷を戦力としてとらえてきているから近い将来、投手専念となる。
つづいては、2014年5月18日のもの。
完封とホームランを10代で記録したのは桑田以来27年ぶりだそうだ。
おもしろい記録だし、よく引っ張り出してくるものだ。
大谷の最大の武器である球の速さ。
これはピッチャーにとっては最も優秀な能力といえる。
これにより、打者を制圧、支配できる稀有なピッチャーともいえ、
これはダルや田中に通ずる能力であり、いわゆる本格派のピッチャーで
野球選手ならだれもが憧れる能力だ。
いよいよ大谷がその才能を世間に知らしめるきっかけとなることができ、
日本のエースになるべく階段を昇りはじめた。
道を誤らず、進むよう注目しよう。
つづいて2014年8月3日のもの。
野手と投手の兼用はやめて打者と投手の兼用にさりげなく舵を切っている。DHか代打ということで。
投手としての能力の高さを生かすために野手としての負担を減らす戦法だ。
しかし、DHや代打ということは勝負どころで回ってくることになるので、ぶつけられることになる。
以前から危惧していたことだが、結果を残せば残すほどこのリスクは増える。
話題先行で客が入るからつきあってきた他球団もいよいよ勝つためにぶつけることになる。
右投げ左打ちの大谷は右腕にぶつけられる可能性が高くなる。
誰も投げられない速球をもつ大谷に投手専念させ、可能性を伸ばす舵を切る時期になったのだ。
球団や栗山も打者ではまだ使っているが、さりげなくやめるように動き出したということだ。
そもそも両方やる選手なんて見たくないのだ。
こんなものに夢なんてない。
毎日試合があるプロで両方最高のパフォーマンスは無理であり、
どちらかで最高のパフォーマンスを見せてくれることの方がファンには夢がある。
大谷にはそれだけの投手になる可能性があるからだ。
そして、2014年8月31日のもの。
いよいよ大谷がものの違いを見せてきた。
投手専念していないのに2年目で早くも二桁勝ってしまった。
投球にはまだまだ課題というか伸びしろがあるにもかかわらずプロの打者を力で抑え込んでいる。
真っ直ぐは本当に速いし(投手専念すればもっと速くなる)スライダーも速くて大きく曲がる。
プロの一流打者、特にこの日はソフトバンクという実績のある打者が真っ直ぐに振り遅れ、
大きく曲がるスライダーにはバットとボールが離れて空振り、
ワンバウンドのフォークにも平気で空振りしている。
これからどんなピッチャーになっていくのか本当に楽しみだ。
選手としての意識も20歳とは思えない大人の雰囲気を感じる。
イチローに似た求道者の雰囲気だ。
さらに2014年11月30日のもの。
大谷に続く、投手野手兼任が現れないわけは簡単なこと。
無理だから。
大谷の今季11勝、ホームラン二桁、2割7分は兼任としては立派な数字だ。
しかし、このくらいなら大谷でなくともできる選手は少ないとは言え、いるだろう。
この記事では二刀流成功と言っている。
兼任としての数字は残したが大谷の配置、可能性としては失敗だ。
体のつくり方、充分なケア、怪我との戦いとリスクがでかいうえ
成長を阻害する兼任などやろうと思う選手が出るわけがないのだ。
兼任などというのは夢をしぼませ、可能性を狭める行為だ。
大谷が入団してまだ2年が過ぎただけなのに、
後継がいないと言ってわざわざ記事にするマスメディアはおおげさが大好き。


