デッドボールの非について続けよう。
2025-10-24 デッドボールはピッチャーが悪くないという理由 謝る必要はない 再録
2025-10-31 デッドボールはピッチャーが悪くないという理由 Ⅱ 再録
打ちに行かず、打席に立っているだけのような状態の時に当たったら、
避ければ当たらなかったからデッドボールではないですよ、ボールですよ、と
判定されることがある。
これは理不尽ととれる。
当たりに行ったのならいざしらず、避けずにバッターボックスに来た投球まで避けろ、
というのだ。
それならば、そもそものデッドボールはピッチャーが悪い、
デッドボールはピッチャーが謝るという認識に矛盾が生じる。
避けなければ、当たってもデッドボールでないのなら打者に向かう球自体は
別に悪いわけではないということになる。
避けて当たった場合に初めてデッドボールとなるなら、
同じようなコントロールミスでありながら、むしろ打者が避けないのが悪い
ということになってしまう。
当たりに行ったのならいざしらず、避けなければ当たらなかったからと打者の未熟と判定される
わけだ。
それなら、そもそもバッターボックスを通す投球そのものが悪いとは限らないという判断になろう。
デッドボールでなく、ボールと判定するということはバッター不利の判定ということになる。
つまり、バッターに非があるかのような判定だ。
バッターボックスを通る球を投げておいて、ピッチャーが救われることになる。
そんなところに投げられて、身の危険にさらされておきながら
さらに避けないお前が悪いとされるバッターは不満だ。
立っているだけで当たるような球はベース盤から外れるどころか、大きな投球ミスだ。
避けろ以前にピッチャーの大ミスなのだから、この時点でデッドボールと認識した方が納得できる。
ただ、ぶつけたからと言ってピッチャーが悪いというわけではないはず。
それは、ピッチャーはストライクを投げろとは言われていないから。
ピッチャーはストライクを投げなければいけないとルールに縛られていないということだ。
ストライクコースに来たらストライクというご褒美をもらえるからそこへ投げようとするだけで
投げられないのならボールというペナルティを受けることになる。
ぶつけてしまえば、デッドボールというもっと重いペナルティを受ける。
デッドボールをピッチャーの悪とするなら、そこでもう罰は受けているのだ。
謝らなくていい。
スポーツの中で起きた不可抗力であるミスだからだ。
逆に、打者が打ち返した打球がピッチャーに当たることやキャッチャーに当たっても
謝る打者はいない。
どちらもスポーツの中で起きた不可抗力なのに。
もっともっと理由がある。
次回へ。


