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U-18国際戦 オリンピック 高校野球 今週のダイジェスト

2016.9.5アジアを制圧した日本の高校野球 U-18

堀を最後まで引っ張って逃げ切りをはかる日本。ここは、最も信用できる堀にかける。堀を最後まで引っ張って守り切った日本。今大会のMVPは堀に尽きる。そして1失点の投手陣が最大の勝因。打線が点を取ってくれない中、日本投手陣がアジアにその力を見せつけた。きめ細かい野球がアジアの頂点に立った。堀のスライダーは腕の振りの良さから切って投げるタイプで切るとはリリースの瞬間、指で鋭く切るということ。抜くイメージももっている。こういう投げ方からのスライダーは、速くて鋭く、曲がり始めるとドンドン曲がる。初対戦のこの世代の左打者はまず打てない。優勝を決め、マウンドに集まる日本選手たち。落ちた帽子を拾おうとするが、足がいっぱいあって拾い上げられないムードメーカー藤嶋。

 

 

2016.9.6キャッチャーのキャッチング技術

キャッチャーにとって求められる能力にリーダーシップ。インサイドワーク。肩の強さ。キャッチング。などがよく言われるところ。しかし、いろいろあってもキャッチャーに最初に求められるものは肩だ。肩さえあればキャッチャーを守っていい資格が得られる。逆に、肩が悪ければ、その時点でキャッチャー失格となる。つまりキャッチャーの唯一にして必須の条件は、肩ということだ。それはなぜか。

 

 

2016.9.798回大会の名選手、特徴プレー映像

経験のないような変化球を見たとき、打者はよくこういう空振りをすることがある。真っ直ぐを待っているところに、その真っ直ぐに見える球を打ちに行ったところさあ捉えようとしたそのボールがキュッと曲り、ワンバウンドのボール球になるというわけだ。花咲徳栄の打者は内心「こんなに曲がるのか」と思ったのではないだろうか。今井は小さく曲がるカットボールを多投する。いわゆるスライダーよりこちらの方が多かった印象だ。大きく曲がるスライダーはストライクになる確率はそう高くないように感じた。となると大きく曲がるスライダーは 捨てていい球。しかし、真っ直ぐに見えてしまい振ってしまうのだ。経験し、慣れればバットも止まってくるのだが、1試合の中で対応するのは難しい。木更津総合の監督も低めのスライダーに手を出すなという指示だったそうだが、手が出ちゃうもの。

2016.9.8あのオリンピアン。五輪総括

勝って花道を飾ったボルトは引退を示唆している。スーパースターは引き際が大事なので強い時に退こうとするのは当然のことだ。そりゃ周囲はまだ見たいが、美しさが大事であり負けて退くのはモヤモヤが残る。しかもボルトの最盛期は過ぎた。記録の更新も難しいだろう。地上の誉は浴びつくし、これ以上はどこにもその快感はないのだから余力を残して辞める決断をするのは当然の流れ。

 

 

 

2016.9.998回あとがき 地方~甲子園観戦記

神奈川代表は、2009年、横浜隼人が準々決勝で横浜に勝ち代表、2010年は東海大相模が決勝で横浜に勝ち代表、2011年は横浜高校代表、2012年は桐光学園が準々決勝で横浜に勝ち代表、2013年は横浜高校代表、2014年は東海大相模が準決勝で横浜に勝ち代表、2015年も東海大相模が決勝で横浜に勝ち代表、2016年が横浜高校代表。ここ数年、横浜高校か横浜に勝った高校が甲子園に出場している。

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