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盗塁の能力 セ・リーグの右打者 ボール球がストライク ベストの日本代表 今週のダイジェスト

2018-11-26 盗塁の能力 定量では測れなそう

例えば、盗塁成功率10割といっても能力が高いとは言い切れない。というのも、10割成功できるのに盗塁数が30個しかなかった場合、成功できる場面でしか走っていないともとれる。400以上打席に立ちながら、出塁率4割を超え、チャンスメーカーがたったの30個で成功率100%なら、さほど盗塁能力は高くないという見方ができる。だからといって成功率5割の40個だと、これも高いと言えなくなりそうだ。それらを鑑みると、走ってくることがわかっていながら元巨人の鈴木が成功させてみせたり、巨人と西武の日本シリーズで、どうしても得点圏に行きたい状況の中、初球で成功させた片岡は、盗塁能力が高いと言える。

 

2018-11-27 セ・リーグ打撃成績に右打者がずらり

セの首位打者は右。上位3人が右打者で10傑のうち、6人が右でアルモンテがスイッチヒッター。圧勝だった広島からは鈴木だけだが、2位のヤクルトは4人で、5位の中日からも3人が名を連ねる。逆にパは左打者が並ぶ。上位4人までが左打者、6人の左打者が名を連ねる。実に対照的であり、右打者が並ぶことは珍しいという印象だ。セ・リーグは15位までが3割超えに対して、パは5人止まり。

 

2018-11-28 高校野球で勝つなら、ボール球をストライクと言ってもらえばいい

高校野球で勝つためには、短い期間でそれら全てを習得する必要はない。ピッチングの幅をもたせるなど必要ないということだ。よく言う内を使わなきゃ抑えられないなどという常識の罠にはまらず外の低めを磨くことを薦める。プロで言われる常識など通用しない程、ストライクゾーンが違うのだ。内はハナからストライクをとろうとすることはない。見せ球でいい。ただ、有効なのは左ピッチャーの左打者へのインコース。左打者が多い最近では、緩い球を見せておいて真っすぐをインコースに投げきれればまず、打ち返すことは無理だ。ヒットは出ても、連打はないからこれができれば1流投手。

 

2018-11-29 イチローや松井が高校野球の弱小チームに入っても チームを勝利に導くことはできない

プロの超一流プレーヤーであるイチローや松井が高校野球の弱小チームに入ってもチームを勝利に導くことはできない。それは、野球はピッチャーだからだ。逆に、プロのレギュラーでも他のメンバーに支えられ、とりわけピッチャーのおかげでレギュラーでいられる選手も多い。たまたまそのチームの抱える中に他に目ぼしい奴がいないから、ピースにあてはめられているだけで、この程度の選手なら、わんさか毎年現れるという選手だ。これなら、アマチュアにもその可能性の選手がゴロゴロいる。ラッキーだ。

 

2018-11-30 日本代表メンバーはベストからは程遠い

1流選手がどんどん海を渡ることになるので、日の目を見なかった選手にライトが当たることになる。だからプロは最高レベルの選手達の戦いとは限らないということを昨日記した。そして、日本代表レベルの選手達で世界を相手にすることこそプロとした。ただ、これも諸々の事情でベストメンバーを組むことは不可能だ。ゴジラ松井が日本代表になったことは一度もない。近年のWBCに出場する日本代表メンバーはベストからは程遠い。MLB所属選手は、体調管理のためやシーズンに賭けるため、代表での試合を回避する。MLB所属選手ほど、実力が高いはずなのに、こういう選手を代表へ招集できないという矛盾がある。MLBという最高峰のレベルに順応するために、そこだけに集中したいから代表ですり減らしたくなくなるわけだ。

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