毎日野球コラム - 野球コラムサイト -

野球を欲する 見えない敵に屈する野球 スポーツの日程 野球界のサクセスストーリー 今週のダイジェスト

2020-4-6 若い血が野球を欲している 雑草魂

大学野球は、高校野球からさらに高いレベルで野球をやりたいと言う選手、あるいは高校野球に不完全燃焼という選手、プロへ行けるであろうと目され4年間を成長の場として選ぶ選手、と大まかにこのような選手たちで構成される。大学野球にはレベルがあるので、名門野球部には全国から錚々たる顔ぶれが集まるが、そうではない大学には、お金を払ってでも、本気でもう少し続けたいという若い血が野球を欲している選手が集まる。大学で野球を続ければそののち就職にも有利なので意欲があるならば、一石二鳥とも言える。

 

2020-4-7 困難時に勇気を与えたスポーツが見えない敵に阻止される

あらゆるスポーツの開催のめどが立たない。これまで天災による困難には、よくスポーツで沈滞したムードを盛り上げてきた。阪神大震災ではオリックスが優勝し、東日本大震災では女子サッカーがW杯優勝をした。ところが、この度の日本を襲う危機の時に、笑いを提供してきた志村けんが倒され、感動を提供すべきスポーツが開催を阻止されている。開催できる状況になった時、日程や時期を考慮にどのように勝利者を決めるか、頭を抱えることになる。人は既存のものには、疑いを持たずに受け入れる性向にあるが、イレギュラーには反発が多い。

 

2020-4-8 日程が密になることでの体への負担は個人レベルで対処すればいい

日程が密になることでの体への負担は個人レベルで対処すればいい。Jリーグ発足当時も、水曜日と土曜日の週2試合の日程に、世界的にそんな過密なプロリーグはない、体がもたない、という選手からの不満が発せられた。これが野球だったら投げられないとなるだろう。投げなきゃいいという発想にもなる。いる人間でやるのもチーム力だから。日程が密になることで各チームに不平等になることがいけない。サッカーはいろいろな大会があるから不平等になる。負担が各チームで違うのに、技術の優劣、チームの優劣を計ってしまうと不満が募る。強いチームほどいろいろな大会への出場があったり、試合数が多くなったりで疲労が重なる。野球では、今年はオリンピックがある予定だったので、そこへ主力を出すチームほど苦しいという見方があった。シース゛ン中勝っているチームほど、そこの主力が代表になるので、オリンピック以降の戦いは、下位のチームにチャンスがあると見られていたのだ。

 

2020-4-9 全打席ヒットすることは不可能 打ちたい球だけ待つ、得意のコースだけ打つ

ボールはボールと割り切ればいい。バッティングの極意は甘い球をミスショットしないことだ。だって、打率は若いカウントの方がいいじゃない。その若いカウントの内にストライクをミスショットしない技術を磨くことだ。それは同時に選球する技術を磨くということでもある。できるだけ多くのボールに対応し、捉えようとする発想よりピッチャーはそんなにしょっちゅうコースにきめられやしないという発想からもし、ベストピッチをされたら仕方がないと割り切った方が確率は上がりそうだ。

 

2020-4-10 野球界のサクセスストーリー 4人の大出世

高校時代控えだったピッチャーに高津、石井丈裕、黒田が有名だ。ただ、上原を含め、控えと言ってもプロになるくらいの実力者は強豪校に行ったがためではある。高津は県立広島工業で高校日本代表になるピッチャーがいたし、石井は早実であの荒木がいたし、黒田は上宮で西浦がいた。それから浪人して大学に入り、その後ドラフト1位、プロでエースになったのは小宮山がいる。小宮山は2浪してまで早稲田へ行っている。高校時代は控えで浪人を経験して、というのは上原くらいか。上原と対戦した選手はNO.1ピッチャーに上原を挙げる人は多い。高校時代は控えピッチャー、大学へは教師になることを目的として浪人、それがドラフト1位からNO.1ピッチャーと呼ばれ、ワールドシリーズ優勝にまでなるのだから大出世だ。あり得ないとまで言える。

野球情報メールマガジン

https://twitter.com/yakyucolumn

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

傑作コラム

TOP