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監督の責任 歳に勝つ 育成制度も慎重に 三盗は簡単 無駄な支持 今週のダイジェスト

2020-4-20 使われたばっかりに評価を落とされた 結果に責任を持つのは監督

選手は結果が伴わないと、俺の力不足とか、俺がチームに迷惑かけたと思いがちだ。それは当然ではある。結果を出そうと、練習してきて勝ってやると相手に闘争心を持って向かっていくわけだからそこで、不本意な結果だったら、ちくしょうと反省をする。当然の流れだ。だが、結果に責任を持つのは監督や首脳陣だ。使った首脳陣の責任なのだ。選手は一生懸命プレーする責任を負うだけで、勝敗の責任、ミスの責任は使う監督にある。右打者なのに右ピッチャーを引っ張ったがために打たれてしまったり、打撃力がある選手に得点を期待して、守備に目をつぶったがためにエラーで失点してしまったり、適材適所に選手を配置できない首脳陣のミスであり、責任となる。

 

2020-4-21 歳に勝つ

生きて行くには仕事は他にもあるし、闘争心や執着心もなくなっている。苦しい思いに耐えられるだけの胆力もない。だって、動きが元に戻らなくても死なないもの。そうしているうちに、他にやることがいっぱいできてきてどんどん遠ざかる。それを歳による衰えとする。引退しても同じことを続けていればどうなるかわからない。生活に困らなく、意欲があれば、体力は少しずつの衰えで済むだろう。そうして寿命を延ばすことがきっとできる。ストイックなイチローが何歳までどんな運動能力を見せるか、何歳まで生きるか、楽しみだ。

 

2020-4-22 育成制度も慎重に活用しなければ、成功だけとはならない

球団もその辺を考慮して、本人がプロを希望していたとしても、獲得に動かないことも配慮となる。実際、プロはそういう人生のことまで考えて、青田買いをする。育成枠なら薄給だから、獲れるだけ獲ってやろうとはしない。もしくは、再就職、退職金、といったことも良く考え、話し合うことをするだろう。選手は前しか向いていないことが多い。挫折やケガや引退といった、現実に直面するとどうしていいかわからなくなる。育成制度も慎重に活用しなければ、成功だけとはならない。

 

2020-4-23 三盗は簡単

三盗が簡単と言うのは、行ける時しか行かなくていいというコンセンサスがあり、走れよ、というプレッシャーがない。そこで、ベースにつかない野手のおかげで、また、後ろを振り返って牽制しなければいけないピッチャーのおかげでリードが取りやすく、またスタートが切りやすい。だから、タイミングを盗んでしまえば、キャッチャーから近い三塁でも送球より早くベースへ到達できるのだ。タイミングが合わなければ行かなければいい。行った時は、タイミングが合った時なので成功する時だ。したがい、成功確率で見ればおそらく二盗より高くなる。母数が極端に小さい。

 

2020-4-24 キャッチャー後逸の時の指示はほとんどが無駄

ランナーがいる時、パスボールでボールが転がると、打者はランナーに行け、行け、と指示する。あるいは、ランナー三塁なら来い、来い、と指示する。この指示はほとんどが無駄だ。ランナーは打者の方を見ていない。ボールの行方とキャッチャーの動きに目は行き、そちらを注視する。ほとんど、と表現したのはキャッチャーが逸らし、ボールがどこへ転がったか把握できず、ランナーが一瞬、躊躇した時などは打者の行け、行けが目に入り、あるいは行くな、のストップ指示が目に入り、判断することはある。

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