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フォームは生きもの 打ち方より慣れ 秋の高校野球 大学ドラフト1位はエリート 高卒育成ドラフトは雑草 今週のダイジェスト

2022-10-17 フォームは生きもの 変化は進化

フォーム変更には勇気という言葉が伴うものだが、上手く行っている時に変える場合は勇気がいると想像できる。ただうまく行っているのだから、変えるということは少ないはずだ。それを変えるというくらいだから、上手く行っている中でさらにうまくいく方法を得たから変えたいと思ったのだろう。だから良化の感覚を獲得した楽しい時なのだから、うまく行っている時でも変更には勇気はいらないと思われる。

 

2022-10-18 打てないのはフォームのせいでなく、まだ慣れていないから

クリーンアップを打っていた若い頃より、高校から入団直後の方が打ち方は良かった。つまり、打てなかったのは不慣れだったからだ。プロのピッチャーやプロの場に慣れていないから成果が上がらなかっただけで、フォームのせいではなく、そしてフォームをいじったから打てるようになったわけではなかった。だが、一番は慣れだ。打てないのは慣れていないからだ。

 

2022-10-19 俺のやり方はお前にはわからないよ センスが違うからな

王は、荒川から一本足をものすごい努力で育てていったが、おそらく一本足だか大打者になったわけではないと思われる。自身の慣れと肉体の成長、練習の積み重ねで打者としての能力が高くなっていったというほうが大きい。その過程でちょうど一本足打法が伴っていったということだ。そして、一本足打法で打撃開眼した後、一本足打法を辞めたからと言って打てなくなるということはなかったろう。一本足打法が王の代名詞となり、世間のファンに受け入れられたから続けたが、そうでなくても王は打っただろう。

 

2022-10-20 秋の高校野球はドキドキの出発 高校3年生はドラフト 1,2年生は新チーム

夏と秋の間隔は短い。地域によっては甲子園大会が終わってすぐの8月中に始まるところもある。すると、夏に勝ち進むほど、秋への準備期間がなくなり、秋は不利になるとも言われる。夏の戦いに2年生がレギュラーに入り、1年生も食い込むほどのチームなら新チームになっても実力があり、秋も勝ち上がる。夏、神奈川代表だった横浜は2年生がエースで2年生に実力者がいるので新チームになった秋もマンモス神奈川大会を制した。

 

2022-10-21 大学ドラフト1位はエリート 高卒育成ドラフトは雑草 費やした時間と努力は一緒なのに 傑作選2018年6月20日

ことさら育成出身だと這い上がってきたように紹介されることになるが、例えば、高卒で育成ならそう雑草でもない。なぜなら、高校時代はドラフトにかからなかったり、あるいは無名の選手でも大学4年間で成長したことで上位指名されることはザラにあるから。育成期間を大学に進んで成長した期間と捉えれば、同じことだ。

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