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白いボールで最高の変化球を キャプテンをピッチャー以外にする 高校野球にとって技術と勝負はどうでもいい ドラフト戦線異状なし 今週のダイジェスト

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2023-10-9 いつも白いボールで最高の変化球を 1試合130個

昔は三振で土のグラウンドでもキャッチャーがマウンドの方へ転がしていたプロは攻守交替で必ずボールをベンチ横に控える管理者へ戻し、ワンプレー終わるごとに換えるほどになった。土のグラウンドではほぼ、ワンプレーごとに換える。高校野球でも丁寧に扱うようになったため、例えば、一塁側ベンチのチームが内野ゴロをファーストへ送って守備を終えた場合、ファーストはベンチへ戻ろうとするサードへ渡してそのサードがマウンドへ置くといった具合になった。アマチュア野球では多少汚れても、同じボールを使う。投球がスローで再生されると、高校野球は汚れているボールがよくわかり、プロは真っ白だ。

 

2023-10-10 キャプテンをピッチャー以外にする理由

キャッチャーは一人だけ反対を向き、他の選手と顔を突き合わす格好になり、さらに、ピッチャーの球を全て受けうる可能性があり、相手打者に一番近い所にいることから守備の陣形に指示を出すもの。そのため、指示を出す=全体を方向付ける=チームを引っ張る、ということからキャッチャーのキャプテンが多くなる。

 

2023-10-11 野球に調子悪いなどない

実績のある選手に成績が伴わないと、「本来の調子にない」、「状態が上がって来ない」などと言い出す。この場合の本来の姿とは結果が出ている時を言う。つまりそれは調子が良い時のことだ。つまりは、ほとんどない、たまたまの時で、不当の一瞬を本来の姿に仕立て上げてしまっている。まして、勝負事は相手をやっつけようとするわけで、かつての調子が良いという状態は今の相手には通用しなくなっている。全体のレベルはどんどん上がり、新しい実力者がどんどん出現する勝負の世界ではいつも好成績でいられない。結果が伴わない時こそ本来の姿であり、それが実力だ。

 

2023-10-12 高校野球にとって技術と勝負はどうでもいい

高校野球は部活動だから、野球技術の発展を本来の目的としていないのに、観ている側は野球の勝負、10代の若者の野球技術力、母校や名門の野球発展という目で観てしまっている。高校野球にとって現場指導者は野球そのものを目的としているが、仕組み自体は、野球の技術の向上はどうでもいいし、勝敗もどうでもいいのだ。

 

2023-10-13 ドラフト戦線異状なし

ドラフト1位には特権がある。大事に育ててもらえ、たとえ結果が伴わなくとも、簡単にクビにされるということはない。高校生に1億も払って、来てください。などという世界は、野球の世界以外考えられない。一般の就職は、就職先が課す試験を突破したり、面接で自分をアピールしたり、コストをかけてとってもらおうとするが、スポーツの世界はリクルートする側が、足繁く通い、大金を用意して来てもらおうとする。高校生のガキに。それも億などという金が飛び交うのは野球だけだ。

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