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周東代走における走塁の基本 負けたら終わりの戦いにローテーションはない ピッチャーで勝敗が決まる野球 今週のダイジェスト

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2023-4-18 周東代走における走塁の基本 選考から采配までずっとヘタⅤ

この場面は無死なので、ランナーは打球の質によりスタートを判断する。二塁ランナーの大谷は左中間深くに飛んだ打球には落ちたのを確認してからスタートしてもゆうに間に合う。そしてセンターがもし好捕したらタッチアップも考え、それほど離塁をしない。それほど離塁をしなくとも落ちることが判ってからでもホームまで還って来られるからだ。

 

2023-4-19 適切にピースを埋めて行く 選考から采配までずっとヘタⅥ

周東は二塁を周ったところで一瞬、スピードを緩めた。これは、一塁へも戻れるし、ホームへも間に合うという位置まで来たのでもう一度打球を確認するためにトップスピードから緩めたのだ。その後、すぐにまた加速している。対して大谷の走塁はいわゆるハーフウェイから完全に落ちる前にもう捕られることはない、と判断し、いわゆるシャッフルからスタートを切る。二塁ベースを蹴って加速している周東は当然、大谷から数メートルの位置までに来ている。こうしてホーム生還は大谷のすぐうしろ、という状態になる。

 

2023-4-20 負けたら終わりの戦いにローテーションはない 選考から采配までずっとヘタⅦ

ローテーションは必要だったのか。シーズンは負け試合を作るからローテーションが必要になってくる。100試合以上の中で他チームより1つ勝ち星が多ければいい。勝てる試合を獲っていく、という戦いになるからローテーションをつくり勝ちパターンをつくっていく。最大7試合しかなかったこの大会ではローテーションではなく、良いピッチャーを相手打線の嫌がるように使っていくことがベストだった。

 

2023-4-21 ピッチャーで勝敗が決まる野球

リードを許してしまって、それでも良いピッチャーを次々に投入しようが、味方が逆転しなければ、たとえ、その後、完璧に抑えてもゲームを落とし、意味がない。だったらヘボにやらせて、10点獲られても一緒だったな、となる。ピッチャーの肩、肘は消耗品であり、負け試合で良いピッチャーを使ってしまってはもったいない。良いピッチャーでもベストピッチの最高パフォーマンスの発揮は、休みを与えながらでないとできず、何度も使えないので、リードして確実に勝ちに行くときにつぎ込むという使い方になる。

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