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審判への侮辱には敏感だが、選手への侮辱 選考から采配までずっとヘタ 試合時間が長くなるのは野球の特徴 今週のダイジェスト

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2023-4-4 審判への侮辱として過敏に反応する常識

バットで線を引く行為は審判に対する侮辱とされ、即刻退場というルールだ。打者に侮辱する気はなく、今の打席を振り返り、もう一度コースを確認したくても退場だ。先日は主審からボールを受け取ろうとしたキャッチャーが主審を見ないまま手を引っ込めたら渡そうとしたボールが落ちてしまい、退場が宣された。審判への侮辱という意識が横行し、行き過ぎた通念となってこういうことが起きている。

2023-4-5 審判への侮辱には敏感だが、選手への侮辱はないがしろ

打者はあなたのヘタクソを正してあげているのだから、無辱というよりむしろ感謝してほしいくらいだ。未熟な技量で勝負の行方を左右しておきながら、さらにヘタクソを棚に上げて退場などと言い出していたら恥の上塗りだ。さらに、ボールをストライクなどとの決めつけは、打者が鍛えて身につけた選球眼への侮辱でもあろう。

2023-4-6 選考から采配までずっとヘタ

最初の選考が終わった後、右打者の鈴木が断念すると、左打者の牧原を補充した。さらに左打者を増やしたところで仕方がない。右打者が欲しく、宮崎が一番良かったし、一流の左打者はもう残っていないのだから一流半の右打者の方がまだ戦力になる。そして大会中、栗原が離脱すると、残り3試合しかない中でたくさんいるピッチャーの補充に右ピッチャーの山崎を招集した。これまで戦ってきた右ピッチャーを差し置いて山崎を登板させる機会などない。

2023-4-7 試合時間が長くなるのは野球の特徴 インプレーでない時間こそ勝負

野球が出来た頃は長くはなかったのだろう。投げて打って走るという発想で、9回くらいがちょうどいいスポーツだったのだろう。技術や戦術が高く、複雑になり、間を使うようになったのだ。間を使うことが技術を高め、戦略の質を高めた。そもそも野球はそういうスポーツだということだ。これを短くすることばかり考えては、高校野球のような全く深みのない試合がいくつもできあがってしまう。

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