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作戦がルールにまで昇華した敬遠 投げる、捕る、打つ、走る、以外もプレー 左打者が並ぶのに右ピッチャーで首を絞める 今週のダイジェスト

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2023-6-6 作戦がルールにまで昇華した敬遠Ⅱ

敬遠は打者にはどうしようもないのだ。だから守備側が敬遠と決めてしまえばフォアボールが確定してしまう。つまり結果が分かっているから意味のない時間なので、いちいちやらずとも一塁へ行け、ということになり申告敬遠が生まれた。

2023-6-7 投げる、捕る、打つ、走る、以外もプレーのうち

ちなみにこの井上にまつわる話題として、ドラフトの際、井上はONをしのぐ逸材として巨人スカウトが推薦し、会議の席で、これをものにできなければ首脳陣が無能、と言って場を苦笑いさせた、という記事を見たことがある。熊本工業の監督は井上が指名されることは予想していたが、その2年後輩の緒方の時はびっくりしたそうだ。ドラフト当日、出掛けていたのに慌てて戻ってきた、としていた記憶がある。

2023-6-8 左打者が並ぶのに右ピッチャーで首を絞める中日 右ピッチャーに左打者を並べた広島Ⅱ

起用する監督はこのピッチャーへの対峙、打者への対峙の有利不利を知らないのだろうか。中継ぎやワンポイントにはその起用は見られるが、先発にはあまりこの部分にこだわっている人がいるようには思えない。気づいていないのだろうか。

2023-6-11 闘争心と思いやり 強烈タッチとマスク拾い

マスクを拾うことに意識が行ってしまうと、試合に集中できない。打席に立つ打者は、その1球が終わった後、次の戦法を考える。ストライクだったら、ボールだったらファールだったら、変化球だったら、空振りだったら、あらゆる状況で次にとるべき対応が異なってくる。ヒットを打とうか、セーフティーでも仕掛けようか、球数をかけさせながら待球しようか、などと思考を巡らせる。戦略に考えを巡らせている最中に、マスクが目に入り、手を伸ばして拾ってあげるくらいなら良いだろうが、わざわざ小走りに近づいてまで拾い上げるとなると戦略の思考の邪魔になり、それは、チームの試合運びへ影響し、勝利から遠ざけることになりかねない。

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