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投げる、捕る、打つ、走る、以外もプレーのうち

5回に渡って展開した中日の走塁ミスについて。

これと同じプレーについて昔、正反対にきっちり決めて、それをテレビ中継がしっかり伝えたということがあった。

2023-5-23 中日の走塁ミス ランナーはうしろで起きていることがわからない

2023-5-24 ランナーへ指示を出すことは素人でもできること

2023-5-25 見えないところのプレーを感じることが野球センス

2023-5-30 うまいヘタでないところのミスは大チョンボ

2023-5-31 二度と同じことは繰り返さない ミスは頭にたたき込む

 

昔、元巨人三軍監督の井上がホームランを量産し、飛ぶ鳥を落とす勢いの時、

この中日のようなシーンで次打者としてホームへ還ってくるランナーへしっかり指示しているプレーがあった。

テレビ解説の、たしか堀内だったと思うが、ホームランだけでなく、こういうところをしっかり評価すべき、

といった主旨の発言をしていた。

 

ちなみにこの井上にまつわる話題として、ドラフトの際、井上はONをしのぐ逸材として

巨人スカウトが推薦し、会議の席で、これをものにできなければ首脳陣が無能、

と言って場を苦笑いさせた、という記事を見たことがある。

熊本工業の監督は井上が指名されることは予想していたが、その2年後輩の緒方の時はびっくりしたそうだ。

ドラフト当日、出掛けていたのに慌てて戻ってきた、としていた記憶がある。

 

その緒方は3年で一軍に上がると、野球部の同僚に宣言して巨人の門を叩いた。

その通り、プロ3年目で一軍デビューし、井上とともに熊工2枚目コンビとして売り出された。

緒方は井上を高校時代は声もかけられない雲の上の存在としていたが、今は僕の運転手、

と笑い話を披露した。

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