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負け犬の遠吠え フォースボークの低い成功確率 プロは強い者を倒す勝負 今週のダイジェスト

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2023-7-31 野球で敗けているくせに怒ったって負け犬の遠吠え

今ではだいぶ少なくなったが、ベンチからの野次や挑発、威圧の類は常用だった。相手に対して「てめえ」「お前」「バカ」「ヘタクソ」と投げかける。接触するプレーがない野球ではマウンドから、打席から、睨みを効かせランナーに出れば、近くの野手にケンカ腰で迫る。接触の機会があるベース付近ではスライディングで相手にぶつかりに行くし、タッチの際は殴るように痛めつける。チェンジの際、ベンチに下がる時はすれ違いざま拳を入れたり、脚を引っ掛けたり。強豪チームになるほど野球は戦闘の意識があるので練習試合に招いた相手の控室にいやがらせをしかけたり、試合後は実際に殴ったりまであった。

 

2023-8-1 フォースボークの低い成功確率Ⅲ

ピッチャーが完全に引っかかって一塁へ牽制してくれればホームインできるが、これでは牽制を投じない限り三塁ランナーの生還はない。三塁ランナーがスタートしてから、一塁ランナーが動き、それにピッチャーがつられたのなら牽制球を一塁へ投じなくとも三塁ランナーの生還の可能性はある。そしてこのプレーの難しさは三塁ランナーの動き出しを見たらすぐに一塁が引きつけないといけない。このタイミングがズレただけでピッチャーは三塁ランナーへと振り返る。だから成功するのは三塁ランナーがスタートを切り、すぐさま一塁ランナーが動き出し、ピッチャーが一塁ランナーに引きつけられてしまい、三塁ランナーの動きに気づいてホームへ投げるが、三塁ランナーの方が早かった、という時だ。

 

2023-8-2 フォースボークの低い成功確率Ⅳ

仕掛ける方としては牽制球を投げてくれ、牽制球を投げなくても一塁ランナーに引きつけられてくれ、という願いを込めて敢行する。だが、守備側がハナから頭に入れていれば、普通にプレーをされ、フォースボークは成功しないのだ。ランナーを動かすという事自体がまず成功確率の低さを覚悟する。だから攻撃は3割しか成功しないとわかっているバッティングを優先させる。

 

2023-8-3 フォースボークの低い成功確率Ⅴ

まずボールを持つ守備側が能動となり、それに合わせて打ち、ベースを奪う。攻撃が受動という競技だ。ボールが自分のところから遠い位置にあり、27メートル先のベースに進むまでにこちらに来ないだろう、と思われると一瞬で判断したときに、ベースを奪いに走ることがランナーの基本の動きだ。つまり相手に委ねることになるわけだ。

 

2023-8-4 強いものを凌駕するプロの勝負

プロなんだからいろんなところから選手を見つけてきていいわけ。そういったチームの編成力やチームの育成力で勝負したり、選手の、強いものにでも勝ってやるという気概で勝負するのが本来のプロの世界のはずだ。プロはお金で強くなったっていい。FA制度はお金で強くなる制度だ。ドラフトの建前と真っ向反する。そして、お金で選手を買ってきても勝負事は、必ずしも勝てるとは限らない。巨人はそうして負けてきた。

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