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秋はチーム再編 野球選手が長距離を速く走っても自慢にならない 野球の本質がつまった 甲子園でリプレー検証 チェンジアップはタイミングを外せばいい 今週のダイジェスト

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2023-9-11 秋はチーム再編の時期 新チーム発進

既存の選手たちで夏まで戦っていくことになり、新チームとは言い切れない。それと比べて秋はまさしく新チーム。秋は、それまでの主力がごそっと抜ける。それまで下級生の立場だった2年生が最上級生となり、ついに俺達の時代と気分が一新する。1年生もこれからはどんどんゲームに出場することになり、高校野球ど真ん中へと突入する。高校野球は3年間の高校野球生活という表現をよく使うが、夏までは甲子園の決勝まで進んだとしても2年半もない。

2023-9-12 野球選手が長距離を速く走っても自慢にならない

長く走るためには体は小さい必要がある。小さいというより、体の肉はそぎ落とされていく。長い時間、運動をつづけるエネルギーは極力少しずつ消耗させていかなければ持たない。だから重い物を移動させるには長い時間かけるとしんどいから軽くすることで長く運動をつづけることが可能となる。体が軽いから長く運動が続けられるとも、長く運動を持続させるために軽くするとも言える。対して野球は大きな体が有利なスポーツだ。速い球を投げる、遠くに飛ばす、遠くに投げる、といった基礎的パフォーマンスはすべて大きい体が可能とする。

2023-9-13 本来の野球をやるだけ U-18の戦い

スモールベースボールという言い方をやっている側、特に監督の口から発せられることに嫌気が持ち上がる。スモールベースボールは観ている側が評する言い方で、やる方がそれを言うことに納得が得られない。それは、いわゆるスモールベースボールが指すところのベースボールこそ野球の本質がたくさん詰まっているからだ。野球の本質はどうやって27個のアウトをとるか。それも、こちらにも許される27個のアウトの中でいかに自チームが踏むホームベースの回数より1度少なくしてアウトをとるかというゲームだ。ホームランもその過程で生まれる作戦、展開の1つに過ぎない。

2023-9-14 甲子園で導入されたリプレー検証

ファール→ホームラン→ファールと変わってしまうということは、審判の誰もわからないということだ。審判4人、特に3塁塁審と主審は、おれはこう見えたけど、もうわからないよ。自信はないよ。どうしよう。リプレー検証できないし。。。という状況だったのだろう。高野連が再協議を促した点を見ると、実は見守っていた高野連の人達の大勢がファールと見ていたからかもしれない。もしくは、高野連がリプレー映像を裏で見たからかもしれない。

2023-9-15 変化させない変化球チェンジアップ タイミングを外せばいい

最近ではパームボールはあまり言わなくなったが、指を立てて投げるチェンジアップは昔で言うパームボールと思っていいだろう。これらはタイミングを外す効果があるボール、という共通点がある。つまり腕を振って遅い球が投げられればいい。回転や変化の仕方、握りは関係なく、相手が思っているよりボールが来ないで泳いでしまえば全てチェンジアップ効果として捉えられることになる。

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