プロスポーツ選手が社長に頭を下げるのがどうも滑稽に映る。野球も知らない、したこともない、やってもヘタクソの人にどうしてへつらうのか。球界の同級生だったらヘタクソは即こき使われ、あざ笑われていたはずだ。へつらうのは普通、その世界に精通していないから、その世界のことを教えてもらいたいから、もしくはその世界をより知っている人がまぶしいからだろう。だからへつらい、下手に出る。
例えば、海外に渡ると決断する日本人選手はほとんどが日本でトップレベルの成績を記して、やることがなくなったのごとく海外へ戦いの場所を求める。それはきっと体力も技術も充実しているからそういう気持ちになるのだろう。ところが、MLBの舞台は世界中の強者が集まるから、自身としてのレベルは最高潮であっても出場の機会の恵まれない可能性がある。傍目には海外では通用しなかった、と映ってしまいがちだが、本人はその時のレベルは最高であり、他の選手と比べても劣っていない、タイミングやチャンスに恵まれなかっただけ、と思っているかもしれない。
2024-2-16 フォロースルーが大きくとも打球は飛ばない 再録
フォロースルーが大きければ飛距離が出るなら、バントの構えをして、バットに当たる確率を高くして、当たったのを確認してフォロースルーを大きくとればいいことになるはずだ。フォロースローが大きいから打球が遠くに飛ぶのではなく、フォロースローが自然と大きくなるような、体の動きやバットの軌道やミートポイントとなったからなのだ。体の使い方がフォロースルーにつながったからであり、フォロースルーが大きいから飛距離が出るのではない。当たってからはケセラセラ。