高専出身の選手が活躍したり、ソフトボール出身の選手が活躍したり、陸上選手が脚にのみを取柄としたり、として出世したのなら、珍しいということになる。育成出身の選手でプロのトップレベルになることも珍しくないことから、確率ではそれは上位の方が高いが、下位指名だからどうこう、ということはない。特に高卒はドラフト1位でも活躍しないで去った選手が数多くいる一方、下位から一流ということも同じくらいある。それは高卒選手がその時点で指名すること自体が青田買い、いわば賭けだからだ。
試合中でなくなることから全員の選手が思い思いの行動をとることができる。すると、選手同士で声をかけ合う時間が生まれる。次のイニングからは戦法戦略が変化するということだ。選手全体で戦況を把握でき、終盤へ向けてどう戦うかを共有し、方向性を一にする機会が生まれる。この時間に影響力があるのなら、特に裏のチームにということになるだろう。守備につく時に雰囲気が変わったり、話す時間ができたり、体を冷やしたり、ということが起きることになるから。ただ、それでもイニングの時間が長くなったと捉えれば同じことのように思われる。結局、気分なのだろう。これと違い、イニングの入りで難しいのは初回だ。特に高校野球では顕著になる。
高卒ピッチャーは野手へ転向することは多くある。だが、ピッチャーとして勝利を挙げ、名球会入りしているのは川上と石井だけだ。さらにドラフト外最多安打だ。大卒ドラフト下位からプロの一流、さらに大卒から社会人に行ってまで下位指名された選手がプロの一流になることは稀だ。どんな選手がこれに該当するだろう?真っ先に思い浮かぶのは佐野。
2025-10-3 仕事はストライクをとることでなく、アウトを積み重ねること 再録
バッターが狙っているところにあえて狙っている球を投げ込む。失敗すれば痛打もあるかもしれないが、バッターの成功は3割。7割は打ち損じてくれると思えば、思い切って勝負に行ってもいいだろう。相手バッターのバットに当てさせないことが最高と考えず、三振が一番いいアウトではないと考えを改め、球数減らした一球勝負こそ勝利への近道という発想だ。


