フォースボークを仕掛けるには条件がいるとされる。まず、前述した左ピッチャーの時。左ピッチャーがセットに入った時、三塁ランナーは背負う形になるので見にくい。逆に一塁ランナーは見やすいので一塁ランナーの動きにつられやすい。次の条件は三塁ランナーが俊足ということ。フォースボークの目的は点を獲ることだから、三塁ランナーが生還しなければいけない。そのためには三塁ランナーは俊足であるとか、走塁センスがある選手がいることが条件となる。一塁ランナーは遅くてもいい。それは、一塁ランナーは死んでもいいからだ。
日本のプロ野球選手はほとんどが、それも全員と言ってもいいほど高校野球を経験している。プロは高校野球を経験した選手を吸い上げる仕組みなら、高校野球に全面協力するのは当然のことだ。寄付をし、球場を提供して当然。そうすれば日程は緩和できる。
思い切って、半ズボンはどうだろうか。高校野球はふくらはぎの上、膝の下までズボンをまくり上げ、ソックスとストッキングを着用している。厚いし、脚を締め付けるので血流を悪くする。これにより脚のつりを誘発しているのでは、と思われるほど。これらはスライディングや接触のときにケガのリスクを軽減させるために採用されていると思われる。しかし、それほど大きな効果を持つとは思えない。半ズボンでスライディングしても平気だ。ソフトボールの女子は太ももが見えている。また動きに関しても着用数が多くなるほど機敏には動けない。
だが、この場合、投球を避けた反動でたまたま、そういう体勢になってしまったからであり、わざと妨害したわけではない。わざとじゃないならいい、というわけでもない。わざとじゃなくても邪魔をすればペナルティを受けてしかるべきだ。ただ、この時は、ピッチャーの投球が体近くに来たからこうなった。つまり、ピッチャーの投球がボール球という、悪い球だったからそれを避けたためのもの。ボールというペナルティを受けるピッチャーにも非があるだろう、という見方もできる。だから守備妨害でいいものの、この時下された打者アウトという判定は納得いかない。ここは、不可抗力であるのだからランナーは一塁へ戻して再開が妥当に思われる。


