あんな極限の状態でも疲れてしんどいはずなのに、それでも人間は感激で涙が出るとは新しい発見だ。ここで激走するためにはどれだけしんどいかすべての人にわかる競技だ。野球は試合中にパフォーマンスを最高にするために、しんどくて生命の危機に直面する時などない。
1位指名されるような選手をモノにできないと、選手を見抜く球団の能力と育てる球団の能力が無いという見方を球界にもファンにもされ、いわゆる仕事のできない奴というレッテルを貼られる。ドラフトで注目選手や金の卵を預かることに決まったコーチは、身が引き締まり、仕事のでかさにため息をもらすこともあるほどだ。
ドラフト制度というのはそういう一面がある。業界を維持、発展させるために人員の流入に制限をかけ、漏れた人間は別の産業へ向かわせるための合理だ。また、指名しないことは突き放す無情ではなく、プロになってもおそらく早晩、撤退を余儀なくされる選手に最初から不合格を通知して、諦めさせる一種の恩情制度。
ところで広島は何でカープって名前にしたのか?昔からあるチームだからカープでも変に思わないが、冷静に考えたら鯉って戦う集団じゃない。名前をつけるとき、何でカープを採用したのだろう?「カープ?、は?、いやだよそんなの」ってなりそうなもの。


