これでは最善を尽くした戦いにはならない。また、投手起用はおそらく役割がハナから分担されるのだろう。日本にとってはほとんどが格下相手なので序盤の戦いはそれでも勝てよう。だが、一戦必勝を心掛けるなら、全体でも数試合、連戦でも数試合という状況でローテーションなど本来いらない。そして相手打線を見ながら、こちらの良いピッチャーをつぎ込み、左打者には左ピッチャーを充てることだ。
2026-2-17 投げて打ってと始まり、四つのベースを駆け抜ける
その創造過程としてボールがまず主役だから野球はピッチャーということになる。この出発点が後に多くの人を虜にする野球の仕組みが決まり、ピッチャーが勝敗を100%握る競技となった。他の団体競技で一人にこれだけ勝負の比重がかかるものはないだろう。
2026-2-19 どうしたら敗けにくいかを考える WBC2026
最もよく言われるのは一塁に近いということ。打ち方によっては4歩分くらい違うだろう。井口はファーストが三塁側になれ、と思いながら野球をやっていた、と言っていた。左打者は作ることができるが、左ピッチャーは作ることができない。右利きを左ピッチャーにするには幼少のうちにやらなければいけないし、やったところでうまく行く可能性は低い。さらに、右投げの方が野手の場合は融通が利くので変えようという発想になりにくい。
審判としては意思があったと受け取ったのだから、それを貫き通し、リクエストには答え、改めてアウトとコールし、その後の抗議は受け付けないルールに従い、退場を宣告した。審判団のとった一連は然るべき処置であり、何ら不自然はなく、適正だ。今後の課題となるのは、10人が観たら、そのうちのほとんどが、菊池は避けただけという見方があるプレーを、審判団が意固地になって、即座の判定にだけ頼るということをせず、協議の末に判定が覆ることもあり得るということを取り決めることだろう。


