野球のポジションでピッチャーとキャッチャーを除く野手は7人とその枠はわずかであり、
さらに守備と攻撃の両方をこなさなければならないので守備位置は限られ、
打撃に関しても同じ特長の選手がいれば、起用は偏向する。
つまり試合に出場する枠は本当にわずかなのだ。
これを解消して、多くの選手にチャンスを与える方法を記している。
前回は同じ時間に2試合をこなすことで出場機会が増えるとした。
さらにこの時、ポイント制導入を思いついた。
この同時に2試合、ポイント制ではいろいろな方法が考えられる。
1軍の試合も2軍の試合もチームの総合力としてどちらもペナントレースのポイントに組み入れる。
今は、1軍はメジャーリーグとしてペナントを争い、昨年はオリックスが制したが、
2軍の試合も2軍の独自の試合としないのだ。
こうなると、2軍という概念がなくなるだろう。
ペナントレースに影響を与えるのだから、2軍という位置づけでなく、1球団2チームということになり、
前述の同時2試合と変わらない仕組みになるだろう。
どちらにしてもより多くの選手に出場機会が与えられることには変わらない。
このような方法で考えると、愚策と思えるが、低ポイントの30歳以上チームの試合をつくるとか
外国人なしの純日本チームの試合をつくるとか、というのもある。
30歳以上のチームがあれば平田も引退しなかった。
チームは代謝を計り、若い選手に将来の希望を託したいので、結果が出ない30代選手は
真っ先に戦力構想から外れる。
他には24時間試合をする、というのも妙手か。
客が入らないのでコストばかりがかかってしまいそうだが、無観客でも過ごしたシーズンがあるくらいだから
やれないこともなさそうだ。
しかし、ずっと野球やっていても飽きがくるだろうから、やはりメリハリがあった方がいいだろう。
ファンには枯渇を味わわせないと人気は停滞するだろう。
