昨日までは、身体能力、運動能力、野球センスの達人、桑田についての話をしてきた。
桑田の話をする前には、イチローの話をしていた。
その内容はコチラ
それをつづけよう。
イチローが出現したとき、200安打と4割到達が注目され、しかも、それまでの名選手の記録を
平然と超えていく20歳の若者という現実に皆、衝撃を受けた。
そしてそれだけでない。
正面の内野ゴロでもセーフになる俊足と俊足を生かした守備範囲の広さ、さらに、
「補殺」という言葉を魅力あるのものと認識させた、後にレーザービームと称される強肩。
しかし、桑田の魅力が身体能力、運動能力、センスだったが、
イチローの魅力は、抜群の野球センスというのもあるが、なんといっても、バッティング技術だ。
異次元のバッティング技術だ。
特別なバッティング技術をもつのは、王、落合、イチローの3人だ。
イチローが彗星の如く出現した94年。
130試合制での最多安打記録をもっていた新井の目の前で記録を更新した。
新井は、イチローと同じように、細身の左打者だった。
タイプが似ているイチローに
当時、オリックスの打撃コーチだった新井の存在は影響しているのだろう。
その、新井は、その後もコーチとして各球団から乞われ
今シーズンは広島に在籍していたが、今シーズンで退団するそうだ。
広島では、丸に大きな影響を与えたことが明らかだ。
今、広島の主軸に育った丸だが、一昨年くらいまでは、かなりのドアスイングだった。
それが、近年はかなり改善され、体重移動をうまく生かした好打者になった。
まだドアスイングの気はあるが、打ち方が新井に良く似ている。
構えからタイミングの取り方が新井に良く似ている。
イチローの話からズレた。