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デッドボールはピッチャーが悪くないという理由Ⅳ 再録

ピッチャーがストライクを投げなければ、ボールという判定が下され、

ペナルティを与えられる。4つ重なると塁をひとつ献上というペナルティ。

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ピッチャーがストライクを投げようとするのは、このペナルティが嫌だからだ。

だから、ストライクを投げず、ペナルティを受けるならそれでもいいと

ピッチャーが考えるなら打席を通過するようなボールを投げてもいいのだ。

この時点でボールというペナルティがあるのだから、

ピッチャーはどこに投げようと自由という解釈ができる。

バッターに当たればデッドボールというペナルティがピッチャーには与えられ、

バッターにはテイクワンベースとなるのだから

公平、平等と見ることもでき、ピッチャーが打席へ向かうような投球をしようが、勝手でしょとなる。

だから、当てられたバッターが怒るのは理不尽と見ることができるわけだ。

痛い思いをしたバッターが怒るのは当然という理解は、単に人情の話であり、

ルールに照らせば、公平になっているのだから本来、怒る権利はないということになる。

それでも、あれだけ痛い思いをして公平と言われてもバッターは納得いかない。

ということは、バッターが怒ることの方が自然であり、

当てるような球を放ったピッチャーは反省させるという認識に至るのは当然の流れともとれる。

どちらの見方もできるということはルールに不備があるということになる。

打者にはバッターボックスが与えられている。その中ならどこにいてもいいし、移動も自由。

ピッチャーがベース盤に触れるように投げ込もうとしているのに、その近くに立とうとするのは、

ぶつけられてもいいという覚悟があるという見方もできなくはない。

自らぶつかりたがっているとも見えなくもない。

ピッチャーからしてみれば、バッターボックスという広いスペースが与えられているのだから

その中で離れて立てばぶつからないじゃないか。と言えるし、

離れて立っても打てる技術をもつようになればいいじゃないか、と言うこともできる。

そしてピッチャーにはぶつけた場合、塁をひとつ奪われるという罰も用意されている。

またピッチャーはベース盤に触れるように投げろ、つまり

ストライクを必ず投げなければいけないとはされていない。

事実、ボール球を駆使することはピッチャーの投球技術として認められているし、

ボール球を振らせて三振をとることは、ピッチングの常道だ。

ベース盤を外れて投げてはいけない、つまりボール球を投げてはいけないともされていない。

ベース盤から外れればボールと判定されるという罰が用意されているから。

こうやって見ていくと、デッドボールはピッチャーの非であり、

謝るべきものととらえることはもはやルール不備と矛盾としか言えなくなってくる。

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