毎日野球コラム - 野球コラムサイト -

ワールドカップは今日決勝フランス-クロアチア 3位決定戦はなくていい 今週のトピックス

野球情報メールマガジン

https://twitter.com/yakyucolumn

さて、4年に1度の人類最大イベントも決勝を残すのみとなった。

 

ところで昨日から今日にかけての3位決定戦に注目する人、価値を見出す人はいようか。

どんな大会も3位決定戦はしらけるものだ。

オリンピックでは銅メダルに相当するので

ひとつのモチベーションを保てると思いきや、それでもしらけるもの。

ワールドカップでは準優勝でさえどこだったか忘れるくらいだ。

やはり勝負事は、勝者にのみ光が当たるからこそ勝利に情熱を燃やすのだ。

 

前回大会で、3位決定戦に臨んだオランダの監督がおもしろい発言をしていた。

 

それは、3位決定戦をやることでベスト4に進むほどの実力者が、

2連敗をして帰国するチームにおちいってしまうというものだ。

 

ベスト4まで進み、自国を大いに盛り上げたにもかかわらず、

イングランドは2連敗という形で帰国する。

サッカーの母国として国内は憤懣やるかたなし、となるだろう。

 

ベスト4まで進んだチームが連敗して帰国しなければいけなくなる。

せっかく世界の4強に名を連ねながら2連敗して帰国しては、選手たちも国内の人達も

惨めな気持ちになろう。

その悲劇に比べ、3位になったからといって、そのチームに栄光が差すこともない。

 

サッカーの得点チャンスはルーズボールだということがよくわかった。

野球の得点チャンスは何だろう。

脚の速いランナーを置いて、打率の高い打者が打席に立ったときだろうか。

ホームランバッターにホームランを期待するというのもあるが、

ホームランは数試合に1度で、博打に等しい。

 

プロは、ホームランを打てる打者がたくさんいるので、そういう打者を並べれば

得点の可能性が高くなろう。MLBはそういう戦術だ。

しかし、ホームランを打てる選手が少ない高校生の野球などはやはり、

脚の速い選手が多く、打率が高い選手が多い方が得点チャンスは多く生まれる。

だから、以前にイチロー9人のチームが一番強いと記した。

それはコチラ⇒2018-1-18 代打は控えが担うわけではないが、全盛時のイチローを代打要員という選択はない

2018-4-20 ここ40年の野球史におけるバネをもつアスリート4人

 

ルーズボールがチャンスというのは、

意図していないボールがたまたま攻撃選手の足元に転がってくる可能性があるからだ。

 

パスなら、守る方はそれぞれマークにつけ、シュートコースを防ぐ動きができる。

人が蹴ったパスが予想できない軌道を描き、マークについていない選手のところに伝わるなど

あり得ないからだ。

だが、たとえばシュートを打った球がディフェンダーに当たり、

誰も瞬時に反応できないコースへと転がれば、守備陣形を整えることなどできず、

そこに攻撃選手が立っていたら、誰も対応できない。

こうして、得点が生まれる。

ルーズボールは大チャンス。

野球情報メールマガジン

https://twitter.com/yakyucolumn

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

傑作コラム

TOP