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宴たけなわのワールドカップ。
日本が敗けたことで興味が薄れる人が多いだろうが、そこはさすが人類最大イベントだ。
まだまだ、日本代表の話に限らず、話題はつきない。
全ての競技に言えることだが、ひとつのミスで戦況が変わる。
ミスと言っても、本当にミスか。それを解釈するのは主観だ。
相手がミスを誘発しようと選択したプレーなら、ミスと言うより
相手のファインプレーともとれる。
ただ、日本初戦で起きた、いきなりのハンドからのPK、さらに一発レッドはミスだろう。
ハンドを犯したこと、PK、とここまでなら取り返せたが、退場処分になる反則を犯したことが
コロンビアとしては大きなミスだった。
日本からしたら、1点獲って1人少ない相手に勝つのは当たり前の試合だった。
この一瞬におけるたった1つで、たった1人のセンスによって引き起こされたミスが、
その後の90分近くの試合展開に影響を及ぼす。
その試合だけじゃない。リーグ戦の突破チームに影響し、トーナメント戦の組み合わせに影響し、
優勝チーム決定にも影響してくることになる。
結局、日本のリーグ突破は、このハンドが全てだったと言える。
日本がベルギーを追い詰めたということで再評価されるに至ったのも
全てはこのハンドのおかげだった。
この場ではワールドカップのたびに勝ち上がりをいつも予想してきた。
いつもはトーナメント戦が始まった時点で16チームをすべて予想してきたが、
今回はベスト4からと時期は遅くなってしまった。
この場での予想はいつも的確だった。
前回大会を予想した時の模様は次の2つ
ドイツ、スペイン、フランス、ブラジル、アルゼンチンの中から
優勝チームが出るだろうと思っていたが、残ったのはフランスだけ。
大ハズレだ。
特に、ヨーロッパの優勝経験のないチームの充実が特徴に感じる。
フランス、ベルギー、イングランド、クロアチア。
これまでの戦い方から決勝はフランス-クロアチア。
そしてクロアチアが第9か国目のチャンピオンとしてワールドカップに名を刻む。
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