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味方の力量で自分が活きるか死ぬかが決まる

味方のレベルが違うとプレーの選択の幅が狭まる。

味方の実力に合わせて最高プレーの選択ではなく、安全策を選ばざるを得ない場合が出てくる。

2021-10-15 技術は目で見えるけどセンスは見方だから

2021-10-18 自分のレベルに達してくれないチームメイト

 

プレミア12のオーストラリア戦で2盗、3盗を決めた周東を3塁において源田はセーフティーバントを

試みた。

周東が3塁まで到達したことで浮上した源田独自のアイディアだった。

2死で俊足の周東ならアイディアが伝わらなくても、自分さえ1塁に生きれば1点入るとして敢行している。

周東が3塁へ到達したことで、セーフティのアイディアが最も浮かぶのは源田だろう。

そういう意味では最高の打者に周ってきたし、最高の打者の時の3盗と言える。

周東もやるかもという用意があったはずだ。

そもそも3盗自体が、源田へのメッセージだったかもしれない。

セーフティやってよ、という。

 

2死から周東ならワンヒットで還れるのにわざわざ走らなくとも、という気になるもの。

セーフになる確信があったから走り、キャッチャーの暴投を誘う、あるいはパスボールで突っ込むことを考えて走ったのだろうが、

源田へのメッセージだとしたらハイセンスだ。

源田もそのメッセージを受け取ったとして、やったのならこれぞプロ同士のハイセンスプレー。

周東は正直びっくりしたというヒーローインタビューなのでそれはなかったのかもしれないが。

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