https://twitter.com/yakyucolumn
以前、外のボール1個あるいは2個外れていてもとってくれる高校野球は、
投げ手としては、それを存分に利用したらいいだろう。という話をした。
つまり、外一辺倒の攻めということ。
その内容はコチラ⇒2017-8-17 ボール1個あるいは2個外れていてもとってくれる高校野球のとるべき戦略
2017-8-18 ベース盤を通過していない球をストライクと言ってもらえるなら外はバットは届かないから安全
それなら、そこだけ投げていればいいという見方ができる。
内側の投げ損ないは、デッドボールやホームランがあり得るが、
外の投げ損ないは、ボールと判定されるだけであり、ホームランにもなりにくい。
打者がそこに来るとわかっていても、外にボール1個、2個と外れている球は打てる球でない。
打者はストライクゾーンを打ってこそヒットになる。
いわゆる甘い球を打ってこそ、高打率となり、甘い球をミスなく捉えることが打撃の極意だ。
高校生の打者が外のボール球をストライクと言われて「えっ」と
一瞬打席で立ち尽くす、固まる場面が、ひと試合のなかでも何度も目にする。
抗議ができない高校生は気を取り直してベンチへと走って下がる。
打者からしたら「あそこがストライクか」となり、
追い込まれてしまえば、同じコースへ同じ軌道の球で
さらに外へ逃げていく変化球などを投げられてしまえば、追いかけてボール球を振ってしまう。
振らざるを得なくなってしまう。
キャッチャーが飛びつくように捕るような球をだ。
内側の球は全て見せ球というくらいでもいいということになる。
外へのコントロールを磨き、外の出し入れが身につけば、
かなり好投できるピッチャーとなることができよう。
https://twitter.com/yakyucolumn