毎日野球コラム - 野球コラムサイト -

先頭打者を抑えなさい 先頭打者に全力を 勝つための法則

オリンピックの投手起用の拙さから端を発し、ピッチャーの起用法について記している。

2021-8-12 勝つことは投手起用で決まる

2021-8-18 ピッチャーは意志を伝え、打者は思いを委ねる

 

そして、最も大事にしなければいけないのは先頭打者だ。

先頭打者を切れば、大量失点の確率は極端に下がる。

逆に出してしまうと、大量失点の可能性が出てきて、そこで試合が決まってしまいかねない。

そして初回の入りが難しい。ここを0で抑えることが試合を作るために最重要。

だから先頭を大事にする投手起用について考えたらいい。

そして右には右、左には左だ。

1流の右対右より1.5流の左対左だ。

これからの野球にはセットアッパーや抑え、先発という概念も薄らぐだろう。

セ・リーグはピッチャーが打席に入るので、そこは二軍のピッチャーでもいいわけだ。

2死ランナーなしなら、右左にこだわらないとか。

こうして適所に多くのピッチャーを配置するという戦い方になる。

 

11日の阪神は2点差勝っていて、ガンケルを打席に立たせて7回の打席のその裏、続投させた。

先頭の右打者を抑えたところで降板し、左打者が出てくる場面で左に代わった。

7回のワンアウトをとるために、わざわざピッチャーを打席に立たせたわけだ。

アウト9個をとるための最善策をこう判断したのだ。

このように、いかに27個のアウトをとるかという発想にこれからの戦略は動いて行く。

同時に負け試合をつくり、そういう試合でいかに省エネするか。

野球情報メールマガジン

https://twitter.com/yakyucolumn

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

傑作コラム

TOP