先週は、私の一つ年上のイチローが大偉業を達成し、胸を熱くしたが、
今度は私と同い年の室伏が引退を表明し、これまた胸を熱くさせられる。
ついに、超人・室伏の口から「体力の限界」という言葉が飛び出してしまった。
私がこれまで引退でガッカリしたのは、貴乃花と松井、そして今回の室伏だ。
ハンマー投げというマイナースポーツを誰でも知っているまでに押し上げ、
基礎体力がものをいう競技において、若い力をことごとくはね返すこと、20回(日本選手権20連覇)は、本当に驚異だ。
今回は、多忙の中で調整がうまくいかなかったこともあるそうだが、引退の意思があったから
練習以外のところに精を出していたということもあるのだろう。
室伏について過去に記した内容をもう一度見てほしい。
お疲れ様。ありがとう。
田辺監督は
「今年のルールだと走路上に入ったら全部アウトという解釈なんだろうね。でもさ、審判はもっと判断に幅を持たせないと。明らかに危険なプレーは確かにダメだけど、危険だとは思えないプレーならこれまで通りの判定でいいんじゃないか。前日の上本のプレーだって、1年前ならスーパープレーと褒められるプレーだし、どちらもケガをするようなプレーではなかった。もちろん、ケガは避けなければいけないけど、野球の醍醐味でもある一瞬の攻防までなくしちゃいけないよ」
だから何度も言っているが、こんなことはシーズン始まる前に確認しておくこと。
大きなルール変更で、物議を醸すことになるのは、最初からわかりきっていたことを
放っておいた現場の責任でもあり、その長たる監督が人のせいにしているのは情けない。
オリ福良監督「打倒大谷」へ内角攻め予告 24日先発松葉に期待
ストライクだけでは抑えられない大谷には、ついに内角を攻めることになった。
これまでは、大谷人気に遠慮して、各球団も内をつけなかったが、こういう流れになった。
しかし、内角を狙っても、他の選手以上にぶつけちゃいけないという意識が働くわけで、
これにより、コントロールを誤れば、即スタンドインとなる。
さらにこの内角攻め宣言をブラフとして、実は別の攻めを画策しているかもしれない。
<プロ野球交流戦>
交流戦が終わり、リーグ戦が再開した。
交流戦は、球界再編が避けられない課題として迫った2004年を皮切りに幕が開いた。
開催当時は、考えもしなかった現象が起きている。
そのことについての過去記した内容を振り返ってみると。
交流戦システムはリーグに勝ち越しチームをつくらないという可能性があるのがわかった。
そうなるとセとパの実力差が開いているのに、シリーズの短期決戦で代表2チームが対戦することにより
セリーグが日本一になるかもしれないというもう、どこが本当に強いチームなのかわからない
という現象が起きてしまうかもしれない。
勝敗は投手力の差だろうが、パリーグの上位チームの層は、セリーグの全チームの選手層を
上回っている感が強烈だ。
大きな連敗しても他のセ・リーグ球団が負けるので、リーグ戦の順位が落ちないことにもなる。
ということは、セリーグの1位チームがパリーグに所属したらAクラスにも入れないということになるのだろう。
以前はこの交流戦で星を落とし、リーグの優勝戦線から脱落するという現象があり、
とても気を使う時期であったが、交流戦の数が減り、セとパで実力がはっきりしてしまうと
セリーグとしては気を使う必要もなければ、パリーグの球団には負けても平気、
パリーグとしてはセリーグに負けるとペナントレースから脱落してしまうという
予想していない仕組みをもたらしている。
ユニフォームが破れても謝らなくていい。むしろ破れやすい方がいいくらいだ。
破れるということは、引っ張ったから。その時点で反則じゃんか。
破れるようなことをするからいかんということだ。
女子がこのユニフォームを採用していたら大変だ。
違う男性ファンが流入するかもしれない。
だけど、女子はあまりこんな卑怯な反則はしない。