昨日、ライトの強肩には原則を無視していい場面があると記した。
2019-1-17 ライトに強肩を置く常識 外野手の重要性Ⅱ
原則とは、外野からの返球はカットマンの頭の上で手の届くところに強い球というものだ。
それは、カットマンの頭の上に投げれば、カットもできるし、勢いとコースが良いと判断すれば
カットせず、ダイレクト返球にも切り替えられるからだ。
その原則を無視していい場面とは
ひとつに3塁にランナーを置いている場面で、定位置より後ろに飛球が放たれ、
他にランナーを背負っていない状況だ。
この場面でカットマンに返していてもホームでランナーを刺すことはできない。
ここは一気にダイレクト返球して一か八か刺しに行っていいことになる。
また、3塁ランナー以外いなければ、ホームでタッチアップのランナーを刺すことができなくとも
プレーはそこで終わる。
たとえ送球が山なりになっても、コースから逸れても、
他にランナーがいなければ進塁を許すことがないので、
ランナーなしから再度プレー再開となるので痛手は負わない。
したがい、原則無視の1つ目は3塁にランナーを置いている場面で
定位置より後ろに飛球が放たれ、他にランナーを背負っていない状況ということになる。
明日はもうひとつへ。
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