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娯楽、悦楽のための機械だったのに、正誤、正邪分け目の判定機へ

さらにつづけよう。

2020-1-29 ものいいがあれば違うと思っても納得する 野球のものいいはリクエスト制度

2020-1-30 リクエスト制度は機械を神として納得させる制度

再生機はもう一度その瞬間を楽しむために貢献した。

瞬間、瞬間を映し出し、何度も見返すことで、複雑な野球というスポーツの確認、整理、理解が進んだ。

これが進んだことにより、古くから言い争いの対象であった判定に利用しようということになる。

娯楽、悦楽のための機械だったのに、正誤、正邪分け目の判定機へと活用されだした。

事実はどうなのだというより、もう一度みんなで確認してみましょうよ。

審判1人に責任持たすのはよくないよ。

これによって試合は変わるし、ひいてはあらゆる人の人生にまで影響するじゃない。

だってみんなもう一度見てみたいでしょ。それには再生機しかないじゃないということだ。

ただ、再生機での再現は悪い奴を見つけてやろうという姿勢につながり、

この場合判定を下した人間となるのだが、つるし上げの機会にもなってしまっている。

冷徹なものとして現代人は真実のものとためらうことなく受け入れた。

しかし、それも当然のことだろう。

犯罪の真偽には再生機の映像が用いられ、絶対の証拠と疑う者はいないのだから。

ということは、今の社会通念では正誤のためにあることになる。

現代人はそれをためらうことなく受け入れた。

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