前回、前々回でピッチャーを入れ替えるだけで高校生が8人を占めるチームがプロ8人を占める
チームに勝ってしまうということを見てきた。
2022-2-21 野球はピッチャーで決まると誰でもわかっている
それではプロの1流ピッチャーと8人の高校生VSプロの凡庸ピッチャーと8人のプロの1軍野手8人ではどうか。
これでやっとプロで構成されたチーム有利となる。
それでも、いい勝負になる可能性がある。
プロの1流ピッチャーにプロの1軍打者たちは、そんなに点を獲ることができない。
それは通常のペナントレースの試合と一緒だ。
それに対してプロの凡庸ピッチャー、ここでは2軍のピッチャーくらいをイメージしてみると
高校生はさすがに点を獲ることはできない。
ファームのピッチャーといえど、高校生には点を獲られない。
点を獲られないので、後は味方の1軍打者陣が相手プロ一流ピッチャーからどれだけ
点を獲ることができるかという勝負になるが、1点も獲ることができない可能性は大いにある。
ということはいい勝負になる可能性があるわけだ。
では、高校生1流ピッチャーと8人の高校生VSプロの凡庸ピッチャーとファームの野手8人はどうだろうか。
つまり、高校日本代表VSプロの2軍ということになる。
こうなるとプロが勝つ。圧倒的に勝つ。
最近は高校日本代表VS大学日本代表のエキシビジョンがあるが、高校生が勝つことはない。
したがいその上のプロの2軍が敗けることはないということになる。
そもそもピッチャーに差があるのだから、味方打線が見劣りした時点で勝負にならない。
プロのピッチャーの球を高校生は対処できない。
ヒットが出ても、それをつなぎ、点にまでは結び付けられない。
それはプロの球筋は高校生では体験したことがないからだ。
ところが、高校生の1流ピッチャーが目覚ましい投球をして点をやらなければ引き分けはあり得る。
江川や松坂のような超高校級ピッチャーが、プロを相手に快投を演じることにのみ光明が開ける。
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