昨日のオリンピックでの日本の初戦、ドミニカ相手に0封してきた山本を降板させて次に投入したのがサイドハンドの青柳だった。
スイッチヒッターが多いドミニカでは左打者が並ぶことになり、右のサイドハンド青柳を
登板させた意図は何か。
おそらく、今大会の青柳の役割からそこを任されている、というだけの事だろう。
相手が左打者で、左打者は右のサイドハンドが一番楽、ということを無視した起用だった。
2021-7-16 先発完投はシーズンが長いから 国際戦は27アウトを全員で
スイッチヒッターなので左ピッチャーを出したら右打者が並ぶ、というだけとなるから右ピッチャーの起用でもいいのだが、
それならサイドハンドではなく、平良や栗林を先に投げさせた方が確率は高い。
2021-7-28 左打者が出てくるのがわかっていて右ピッチャーでつなぐ日本
5/12の横浜-巨人で1点リードの巨人は先頭が右打者の大和のところで鍵谷が頭から登板した。
横浜は左の代打で神里を送る。
1死の後、右打者のオースティンを歩かせ、佐野を迎えたところで、高梨が登板。
三振で2死となったところで右打者のソトが逆転2ランとなった。
高梨はとても落ち込んでいた。
ホームランだけはだめというところで投げミスを右中間に運ばれた。
打たれた瞬間うずくまり、監督が出て来ても下を向いてぶつぶつつぶやき、ベンチに戻っても呆然といった感じだった。
恐らくこの日は悔しくて、反省と後悔を繰り返すことだろう。
これが勝負の世界であり、気持ちはよくわかる。
ただ監督の責任だ。
右打者に右ピッチャーを充てたら左打者の代打、左打者には左ピッチャーのワンポイントという
攻防の中、ランナーを置いてホームランが出れば逆転という場面で、右打者に左ピッチャーが続投した。
ここはもう一度、右のワンポイントを投入する徹底が必要だった。
相手は右のホームラン打者で高梨は左のサイドスロー、わざわざ危ない橋を自分から渡っている。
青柳も同様だ。左打者に右サイドスロー。
高梨も青柳もはじめから苦しくなる場面で投げさせられ、辱しめられた。
昨日の試合では攻撃でも1点ビハインドの7回、2死で3塁にランナーを置いて右ピッチャー相手に
甲斐をそのまま打席に行かせた。
最終回も右ピッチャー相手に甲斐には代打がなかった。
最終回も右ピッチャー相手に甲斐には代打がなかった。
この時は1死なのでスクイズが決まる可能性が高いのは甲斐と判断したのかもしれないけれど、
バントも左打者の方がやりやすい。
勝敗の責任は監督にあり、監督は逆転してもらって助けてもらった。
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