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日本シリーズ詳報 今週のダイジェスト

2016.10.24日本シリーズ第2戦。広島が地元で相手につけこんでいった

菊池が、重ねたミスを取り返すべく同点で迎えた6回2塁にランナーを置き、バスターを決め、判定覆り本塁いセーフ。野球のおもしろさが凝縮された場面だった。攻める方も守る方もナイスプレー。だけど、中島がベースへ移動しているからピックオフだったのだろう。菊池が高めのウエストボールを強引に打った。この菊池のプレー、ピックオフを見抜いて転がしに行ったのなら大ファインプレーだ。ものすごい高度なプレーであり、一流のプロのプレーだ。センスの高さを見せつけるビッグプレーだった。

 

 

2016.10.25日本シリーズは今日第3戦。球界の面白い出来事
140試合を超える試合をこなして優勝チームを決めておきながら、改めて日本シリーズ進出チームを短期の決戦で決めようとしても、結果、優勝チームに落ち着いてしまった。この結果が今後のCS存続に影響を与えるか。日ハムと広島が敗けていれば、CS不要が叫ばれたように思う。一方、結局日ハムと広島ならやる必要がなかったという見方もできる。この無駄な時間は、決戦でも勝負でもなく、ただの余興だったということ。間延びさせ、野球の露出を世間に見せ、増やすだけのお遊びだった。

 

 

 

2016.10.26黒田の最後の仕事。日本シリーズ第3戦

9回の日ハム最後の守りでは、谷元が先頭の鈴木を3塁打で出して、その後、緊張感をもって二人を打ち取ったのに、阿部には簡単にストライクととりにいった。ボールから入っても、歩かせても、まあいいという場面で初球をあそこまでジャストミートされては、バッテリーのミスだ。勝ちがそこまで来ていたのに大きなチョンボ。逆転の場面での攻撃陣が良かっただけに、守備につきながら中田を筆頭に「何やってんだよ」という気になる初球の入りだった。10回も西川がフォアボールを選んでからのチャンスだった。中島同様これにより、大谷という軸がいるため攻撃の幅ともたすことができる。

 

 

2016.10.27北海道で振り出しに戻った日本シリーズ第4戦

その後、スライダーで攻め、来るのがわかっているスライダーを空振りした。平行カウントからボール球のスライダーを見極めたものの、フルカウントからのスライダーくそボールを空振りした。頭にスライダーの比重が高かったから手が出てしまったからとは言え、あのくそボールに手を出すのは、チャンスの場面での打席の作り方としてはレベルが低いものだった。この回の宮西のピッチングもレベルの低いものだった。栗山の「信じているから」の発言は一見、シーズンの野球を貫き、見事、勝利をつかみ取ったように聞こえるが策略のない神頼みにしか聞こえない。

 

 

 

2016.10.28弱小チームの間違った鍛錬 うまくはなるけど勝てはしないⅣ

若い頃、松井稼が、キャンプ中、球場から宿舎まで走って帰る練習を映し出していたが、とんでもなく遅いとスポーツ番組が伝えていた。筋肉マンで、バネのある松井は野球選手としては最高だ。脚も速い。しかし、長い距離は全く駄目なのだ。今まで、バネがあり足の速いやつを私も実際いろいろ見てきたが、共通して長距離は全く駄目だ。短距離は速いのに、長距離は、誰よりも遅くなる。

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