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野球の‟流れ“ PL85年組×87年組 内村のケガ 野球とサッカーの戦略の違い 今週のダイジェスト

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2017-10-2野球の‟流れ“の正体は何だろうⅣ リズムを狂わせろ

お互いに自分の「リズム」を大切にしながら、相手の「リズム」を崩すことで、実際の技術以外のところでも勝負をしている。これが、「‟流れ”を変えるプレー」であり、「‟流れ”を呼び寄せるプレー」であり、「相手に‟流れ”をやってしまう」ことである。‟流れ”の正体のひとつ「展開」以外に「リズム」が加わった。

 

2017-10-3 桑田、清原85年組×野村、橋本、立浪、片岡、宮本87年組 野球はピッチャー

野球はピッチャーということの象徴的な話だ。ワンマッチと3連戦、またはトーナメント戦での組み合わせで勝者が変わる可能性がある。どの戦い方で強者を決めることが、真の優勝なのか。消耗戦なら勝つけど、一発勝負なら負ける。トーナメントの妙で勝敗が転じ、長丁場のリーグ戦では戦い方が変わる。一発勝負で勝つのが本当の強者か、連戦を勝ち抜くチーム力が求められるのか。数十試合負けようが、ひとつ勝ち数が多いチームが優勝となるプロのペナントレースか。一発勝負なら怪物ピッチャー1人で勝つことも可能だが、トーナメント戦は複数を必要とする。プロの長いシーズンなら、負け試合を作りながら、勝てるピッチャーで確実に勝てる試合をモノにしていく。

 

2017-10-4 ピッチャーに勝敗を依存する野球とエースと呼ばれる選手1人で勝てるわけではないサッカー

プロの戦い方は、たとえ、目の前の試合を落としても次がある。だから、勝ちに行く時に使うピッチャーと、リードを許した時点での、いわゆる敗戦処理というピッチャーの役割があるわけだ。リードを許してしまって、それでも良いピッチャーを次々に投入しようが、味方が逆転しなければ、たとえ、その後、完璧に抑えてもゲームを落とし、意味がない。だったらヘボにやらせて、10点獲られても一緒だったなとなる。ピッチャーの肩、肘は消耗品であり、負け試合で良いピッチャーを使ってしまってはもったいない。良いピッチャーでもベストピッチの最高パフォーマンスの発揮は、休みを与えながらでないとできず、何度も使えないので、リードして確実に勝ちに行くときにつぎ込むという使い方になる。したがい、リードを許すと、力が劣るピッチャーが投げたり、若手のピッチャーに経験を積ませたり、調整中のピッチャーが出てきたり、MLBでは、ファンサービスも含め、野手が投げたりする。イチローは投げた。日本でもデストラーデが、キャッチボール程度の投球をしたことがある。

 

2017-10-5 内村に復活してくれなどと見ている側は無責任

体操という人間の究極、アスリートとしての究極ともいえる競技では体にかかる負担は他のどの競技よりも大きい。それを6連覇、40連勝、オリンピック2連覇と長年続けてきたことが異常であり、まさかの出来事。ケガをして当たり前だ。本人が言う「リセット」は正直な気持ちだろう。「不思議と悔しくない」と、これでプレッシャーから、いくばくか解放されることだろう。勝ち負けよりこの肉体における極限の美を我々は楽しみ、感動すればいい。内村が「這い上がる」とコメントしているので、まだまだ、復活してくれるとか、きっと戻ってきてくれると、見ている側は無責任に言う。

 

2017-10-6 野球とサッカーの戦い方の違いを比較 野球はピッチャー

このように、ピッチャーの出来で、その試合の展開、行く末、戦い方、勝敗が決まってしまう野球と違い、大エース1人の仕事だけでは、サッカーは試合が決まらない。また、サッカーは毎日試合をしないのと、野球のピッチャーの肩、肘のように一度使うと消耗が激しく休養が必要となるわけでもないのでケガの離脱などを除いて、全試合をベストメンバーで戦うことが可能だから、リーグ戦全勝が可能だ。

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