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ペナントレース明暗 ベスト采配 ベテランと完敗 今週のダイジェスト

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2017-4-10 選手に気を使っているようじゃベストの采配はできない

代表監督などというプレッシャーがかかる職につきたいと思う人は、まずいないだろう。優勝する可能性が少ない状況で、優勝して初めて名声が得られる。負ければ、球界の地位はよくて現状維持くらい、非難や中傷の可能性の方が圧倒的に高い。それでも、そういった覚悟がなければ中田は辞退していたそうだが、中田に対して辞退に導かなかったのは、小久保の覚悟によるものなのだろうか。覚悟というより、保守に感じる。ビッグネームを選んでおけばいいという保守の行動という事。中田は辞退されて困る選手ではないから。中田が活躍するのはいつも大会序盤でレベルの低い投手からであり、勝ち進んで格上のチームの強力なピッチャーに期待できる選手ではない。

 

2017-4-11 広島、巨人、楽天好スタート 開幕連勝はでかいのよ のちの戦い方を左右するから

セ・リーグの昨シーズン2位が貯金2、3位が貯金4だから、今それ以上の貯金がある巨人、広島、楽天は当分五分の戦いをすることになるだろう。つまり、うまく負け試合をつくっていく戦い方。それは、無駄にピッチャーをつぎ込まない、勝てる試合をものにする戦い方をするということ。まだひとつしか勝てていない中日は、開幕ピッチャーが中4日で登板している。

 

2017-4-12「ホームが遠い試合・・」「1点が遠い・・」いやいや完敗だよ

そして、もう一言付け加えると終戦後、小久保監督の口から「ホームが遠い試合・・」メディアでも「1点が遠い・・」という表現を良く耳にした。いかにも惜しい試合だったかのようだが、実際は完敗だ。ホームが遠いとか1点が遠いどころの試合ではない、そもそも攻略の糸口が見つかっていない。どうやってランナーを出すか、どうやってスコアリングポジションに進めるか、どうやって点をとったらいいんだろう、とわからないまま試合が進んでいた。菊池のホームラン以外のヒットと四死球で出したランナーが全部で7度。スコアリングポジションには3度。3塁は踏めず。まともな打球が菊池の出会いがしらの一発だけ。相手ピッチャーに全然ついて行けていないのだから、まったく見方が違う。

 

2017-4-13 これからを左右するペナント序盤の首位攻防は広島の2連勝

新井とエルドレッドにそれぞれ2本のホームランが飛び出した。新井の1打席目がスライダーを読んでのもの。2本目が真っ直ぐを逆方向。エルドレッドの1打席目がチェンジアップが甘くなったところをコンパクトに左中間、2打席目が真っ直ぐをこれまたコンパクトに逆方向ライナー性でパワーをみせつけた。二人の右打者は、左ピッチャーの内海の球が見やすいのだろう。さほど速くない真っ直ぐは振り遅れてもヒットにできる。緩い変化球の甘くなったところをしっかりとひっぱたけばいい。リラックスして対応できる。新井のライトへのホームランは振り遅れで上からかぶせ、いわゆるおっつけ打法でフェンスオーバーさせた。新井はヘッドを効かす打ち方で、ヘッドの重さを感じながら、それを生かす打ち方をするので上からかぶせ芯に当たれば高めの球が逆方向へ伸びる。

 

2017-4-14 ベテランのなせる業 心境の変化と達観の境地へ

開幕5連勝の巨人は、昨年3割を打った村田が控えに回っている。村田はこのことについて「スタメンで出ることだけが野球じゃない。」と語ったそうだ。その通りだ。ベテランは心得ている。村田は横浜で長く4番を打ち、日本代表でも4番を打つほどの主力打者だったが、そういう選手はこういう発想にはなりにくいと思われるのだが、経験と年齢を重ね、こういった心境に至ったのか。風貌やイメージではお山の大将に映るが、気構えは冷静だった。

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