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「ホームが遠い試合・・」「1点が遠い・・」いやいや完敗だよ

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たまたま、こんな記事を目にした。

WBCで見えた侍ジャパンの限界?!なぜ土壇場でミスを冒したのか

何か、この場で記したことを参考にしたかのような、

俗に言えばパクッたような内容で思わず、吹き出してしまった。

これは、あるサイトの記事だったわけだが、

この場で環境の件については、アメリカに渡った時に最大の懸念事項と記していた。

 

その内容は、

2017-3-21 明日いよいよ大一番。 WBC準決勝対アメリカ。

2017-2-26 WBC 始動 ソフトバンク戦を見たファンはつまらなかったろう

 

それどころか2013年大会の時からこの場で記していた。

2014-3-28 世界野球回顧録Ⅸ

 

そして、決勝点となった松田のエラーが大きく取り上げられる中、この場では、

ポイントとなるのはそのひとつ前にスライダーを二塁打されたことであり大きなミスと記した。

2017-3-22 終戦日本 松田のエラーの前のスライダーが勝負を分けた

 

そして、里崎が締めで語っている速いツーシームをひきつけて打ったら

全部詰まるという指摘もすでにこの場で速報している。

2017-3-22 終戦日本 松田のエラーの前のスライダーが勝負を分けた

 

それを深掘りした内容はコチラ

2017-3-28 速くて動いて沈むシンカーを投げるパワーピッチャー

2017-3-29 高校野球に見るレベル差「経験」まさかプロにもあるとは

2017-4-7 WBC センバツでの狭殺プレーの技術 戦略のバリエーション

環境の変化については

再三、一般的に捉えているより安易なことではなく最も懸念することと言い続け、

パフォーマンスは確実に落ちる。としていたことが、当然のことながらその通りとなった。

 

スライダーを二塁打されたことについては、どんなメディアもこの件に触れていなかったが、

観戦しながら最もポイントとなり、千賀が投げた瞬間、声が出てしまった。

「えっ?スライダー?やばい!」

「ツーナッシングからスライダー?それもストライクに?」

「なんでスライダーを投げたんだ。これが、敗因になるかも。」と。

その時に感じていた。

 

そして、里崎が言っているツーシームについてはアメリカピッチャーに手も足も出ないことから

知らない次元の野球を見せつけられた。と記した。

日本惜敗と見られがちだが、完敗だったのだ。

速くて、球威があって、動いて、沈む球で、

イメージ通りに投げ込めば、内野ゴロや空振り。多少甘くとも威力があるのでファール。

まさに、日本打線は最初から最後までこれを繰り返した。とも記した。

 

そして

速くて、力があり、動いて沈む球など日本の投手には投げられない。

たとえ投げられても今回のアメリカのピッチャーほどの力がある球なら動かさずとも

日本打者なら抑えることができるので、それをわざわざ動かそうとはしない。

大谷が持ち球の直球をわざわざ動かそうとはしない。

もっと速い球を投げることに神経は向けられ、そのための鍛練をする。

つまり、日本の打者陣は、投げてもらえないので練習できないということになる。

これは、大きな課題だ。と記した。

 

そして、もう一言付け加えると

終戦後、小久保監督の口から「ホームが遠い試合・・」メディアでも「1点が遠い・・」

という表現を良く耳にした。いかにも惜しい試合だったかのようだが、実際は完敗だ。

 

ホームが遠いとか1点が遠いどころの試合ではない、そもそも攻略の糸口が見つかっていない。

どうやってランナーを出すか、どうやってスコアリングポジションに進めるか、

どうやって点をとったらいいんだろう、とわからないまま試合が進んでいた。

 

菊池のホームラン以外のヒットと四死球で出したランナーが全部で7度。

スコアリングポジションには3度。3塁は踏めず。

まともな打球が菊池の出会いがしらの一発だけ。

相手ピッチャーに全然ついて行けていないのだから、まったく見方が違う。

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