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阿部、井口 高校野球の不安 相手を知り勝つ 右に打つ理由 今週のダイジェスト

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2017-6-26 阿部が通算本塁打で原を抜いて巨人歴代3位になったらケガ

入団以来では、清原21年、張本20年、山本浩二18年、長嶋17年、有藤17年、阿部17年。高卒は清原と張本。あの王ですら1年目は2桁打てず、さらに連続2桁は21年。それを考慮すると、高卒入団以来21年連続2桁の清原は秀逸ということになる。ただ、以前、則本の連続2桁奪三振の時にも記したが、2桁で括って記録としてしまうと中身に差が生まれることがある。清原の現役終盤は10本台のシーズンが何度もある。王は、引退する年ですら30本を記録、10本台があるのはまだ1本足打法が開眼する前で、それ以降は30本を切ることが一度もなかった。中身は全然違う。

 

2017-6-27 引退表明した超野球エリート・和製ブラッドリー井口

高校時代に甲子園に出場し、大学では日本一になり、ドラフト1位で日本一も世界一も経験して名球会入りしているのは井口だけだろう。これ以上の球歴はないということになる。野球の頂点を極めたと言える。ゴジラ松井が大学日本一の経験がないだけで、同じような球歴だ。日本一のスラッガーと同等の野球エリートということになる。この2人が同い年ということもおもしろい。

 

2017-6-28 高校野球 一発勝負でつきまとう不安

一打席情報を得られれば、かなりの情報量となる。一球でさえ、情報量となり、その打席の中で対応を切り替えることができるほどだ。だから1番打者はいつもネクストの2番打者へ耳打ちし、相手ピッチャーの球威、球質、持ち球の変化球などを伝える。

 

2017-6-29 相手を知ることが素振りをすることより勝ちに近づく

それが事前にわかっていれば、そしてそのための練習までできていれば、こんな心強いことはない。数時間もノックを受けて、長いことやれば、やりきった感があるが、ほとんどが惰性になる。人間の集中力などそんなに長続きしない。練習量の多さより、ごはんを食べて体を大きくし、情報を吸収して自分たちができる、やるべき野球をやる。これが強者に勝つ方法だ。

 

2017-6-30 進塁させるために右に打つ理由

2塁ランナーは自分より正面から左に飛んだゴロは、打った瞬間スタートというのが野球の基本であり常識となっている。2塁ランナーの正面から左に飛んだ打球はショートは左に移動して処理するケースが多くなり、3塁へ送球するには反転しなければならない。またセカンド、ファーストに飛べば、3塁へ投げるには遠い。ということから、2塁ランナーは自分より正面から左に飛んだゴロは、即座にスタートを切ってよいとされており、ほぼ、3塁で刺されることはない。気を付けるのはいい当たりをピッチャーが好捕してしまう時だ。いい当たりだから抜けるだろうと思ってしまうことと、いい当たりだけに一歩飛び出しただけで戻れず、刺されるか挟まれる。

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