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‟流れ“の正体のひとつ‟展開” 得失点率というルール 野球をおもしろくさせる 今週のダイジェスト

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2017-9-18 野球の‟流れ“の正体は何だろうⅡ

この野球の‟展開”は、その状況によりどのようなプレーを選択するかということが大きな要素となる。その選択による結果を受け、また次の選択も変わってくる。これが‟展開”であり、実体のない‟流れ”の正体のひとつだ。

 

2017-9-19 野球にふさわしくない得失点率 このルールは野球を知っているのか

アメリカが連敗するか、韓国が連敗するか、はたまた日本が大量得点で勝つかすればよいという状況だが、アメリカと韓国は、全勝で来ていて直接対決の他に1戦ずつを残すだけとなっていた。つまり、連敗する可能性があるのはどちらか一方でしか可能性がなく、それならば日本はもう対戦のないアメリカに全勝してもらい、2位狙いが最もよかった。つまり、アメリカが韓国に勝ち、最終戦で日本が韓国に勝ち、韓国が連敗することが最も可能性が高いと見られた。

 

2017-9-20 野球にふさわしくない得失点率 このルールは野球を知っているのかⅡ

アメリカが韓国に勝ったことでアメリカの決勝進出は決まった。日本としては、韓国に勝つことが絶対条件。だが、日本が韓国に勝ったとして、カナダが最終戦に勝つと2敗で3チームが並ぶことになる。すると、例の勝敗数で並んだ場合の進出チームの決め方が登場する。まず、(1)該当チーム間の勝敗で決定 とある。このルールだと、日本が決勝進出するに絶対条件の韓国に勝つということを仮定すると日本は韓国に勝ち、韓国はカナダに勝ち、カナダは日本に勝ったということになり、これでは決しない。

 

2017-9-21 野球にふさわしくない得失点率 このルールは野球を知っているのかⅢ

TQBで上位に入るためなら、得点を多くし、失点を少なくする戦をするしかないと思いがちだ。ところが、無邪気に打ち、無邪気に相手を抑えたとして、日本はTQBの成績が良くなって、上位2チームのひとつに数えられ、よかった、よかったとはならない。こうしてしまうと相手の韓国のTQBが悪くなってしまうからだ。韓国のTQBが悪くなり、足きり対象が韓国になると、上位2チームが日本とカナダとなる。そして、いざ決勝進出チームを決めるとなると日本とカナダの直接対戦成績となり、カナダに負けている日本は、脱落ということになってしまうのだ。韓国戦は、負けたら当然だめで、勝つにもTQBを良くしながらも、大勝して韓国を脱落させてもだめだったのだ。当時、巷では7点差はダメで6点差がいい、とか噂が立ったものだ。

 

2017-9-22 勝敗のみにスポットを当てることが試合そのものをおもしろくさせる 野球における得失点率Ⅳ

野球は、相手より1回ホームベースを多く踏み、勝つための戦略を施すところに面白みがあり、大量得点が必要とされれば、大味な試合になる。さらに得失点率ということは、他の消化試合までが、こちらに影響してくることになり、すでに敗退が決まっているチームがやる気をなくしていて、こちらのライバルチームに多く点を献上すれば、こちらとしてはちゃんとやってくれとなる。さらに、コールドやサヨナラ、または表裏でのイニング数の違いで得失点率が変わることを考えながら試合を進めなければならず、その上、今回の日本が韓国戦で強いられたように大勝してもダメという複雑な戦いを強いられる。

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