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野球の流れの正体 コールド負け横浜 甲子園から国際戦で見えた現象 今週のダイジェスト

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2017-9-25 野球の‟流れ“の正体は何だろうⅢ

何を根拠に‟流れ”がボールにし、‟流れ”はどこに存在するのか。統計、具体を示さず、‟流れ”が試合を支配しているとしてしまうのは、野球の質自体の程度の低さとも言えないか。そこを分析し、‟流れ”の正体をつかみ、実態のわからないものに試合を支配されない様、戦略をたてていくことこそ、レベルを上げ、ゲームをゲームたらしめないか。実力は、作戦は、戦略は、そこには存在しないのか。

 

2017-9-26 秋のコールド負けから全国制覇を目指せるか 横浜高校

相手は鎌倉学園。神奈川の古豪ではあるが、横浜高校がコールド敗けを喫するとは誰も思わない相手だった。神奈川は、横浜高校と東海大相模という両横綱に桐光学園、慶応、桐蔭、横浜隼人、平塚学園、日大高、日大藤沢、向上、横浜商大、武相、Y校、創学館、鎌学や他にも強豪がおり、県立も強い。2強とは言え、プロ輩出数、甲子園での成績、春夏連覇経験を考慮すると神奈川の第一党は横浜高校だ。それがコールド負け。

 

2017-9-27 高校日本代表で起きたことは、すでに多くを言っていた

たとえ序盤は0点が続こうとチームで方針を固め、球数を投げさせたり、打つべきコースや球種を決め、意識して打っていく。あるいは、相手の弱点と思われるポジションに打球を集め、守備の乱れを狙ったりする戦略もある。さらには、相手の力量とこちらの力量から9イニングで5点を奪えるだろうと算段すれば、それを、自陣の守備で何とか4点までに抑え、勝利を手にする戦略をたてたりする。それを打線といい、それを野球という。

 

2017-9-28 高校野球は最高パフォーマンスの発揮より、規律に沿った行動を求めている

日本のU-18とは、高校野球代表となる。つまりは、高校という学校に通う、本来は学問が本分の生徒が行う部活動で優秀な人間の集まりということ。その部活をする生徒が目標とするのは、同じく部活動をする日本の高校生に勝つための野球を習得していくことだ。それと、これまで育んて来た甲子園文化を味わい、継承していくこと。世界のあらゆる異種の野球に勝つ戦略の獲得、対抗する技術の獲得、そして野球発展には不十分なシステムなのだ。高校野球は教育の一環だからそれでいいということになる。高校野球は最高パフォーマンスの発揮より、規律に沿った行動を求めているから。国際戦に勝つためには高校の部活動に任せた体制でなく、高校野球文化とは一線を画す別の仕組みが必要になる。

 

2017-9-29 甲子園から国際戦で見えた現象は、とっくに多くを悟っていた

今大会での最も大きな課題は、木のバットと動く球ということになろう。木のバットの対応は大きいが、この記事の中にある「あくまで金属バットで打ってきた結果」というのは違う。あくまで代表戦より数段力の落ちる日本のピッチャーを金属バットで打ってきた結果というのが正しい。木製バットの対応不足より力量のあるピッチャーへの対応ができなかったということだ。日本のピッチャー相手に木製で打つよりより海外のピッチャー相手に金属バットで打つ方が打てない。それは甲子園に出場してくるようなピッチャーでも同様だ。甲子園に出てくるような日本の高校野球の最高峰のピッチャーでも何本も打てるピッチャーがほとんど。打てないようなピッチャーは数人しか出てこない。

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