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プロの恐るべきプレー 高校野球で抗議 変わる高校野球 死球に怒る 今週のダイジェスト

2020-10-5 プロの恐るべきプレー

プロはサインを複雑にしたり、配球がどうのとか言ったり、ちょっとボールが土についただけで交換を要求したり、とかに気を遣っているくせに、こんな初歩の、誰でもできることをおざなりにしているのだ。プロだからこんなこと入る前からわかっていると思っているとしても、幾度もこういう走塁を見てきた。知らないバカがいるという事実から、教え込まなきゃいけないことになる。プロでさえも、もう一度こういう状況判断を勉強しなければいけないという情けなさ。これは、野球のプロとは呼べない。

2020-10-6 高校野球で抗議を受け入れた見たことのないシーン

納得いかない安田学園はベンチの背番号10の選手が執拗に主審に確認を続ける。高野連が審判団に再協議を促し、審判団が再協議の上、出した答えを高野連と再確認の末、ファール判定にまた覆えてしまう。ファール判定→協議→ホームラン→協議→ファールへ訂正されるという、高校野球で見たことのないシーンが展開された。ファールを確信する1塁側ベンチの安田学園は、監督が怒りをこめた雰囲気だった。そこへ10番の選手が主審へ確認する。確認というより完全に抗議だった。

2020-10-7 100年以上続けてきた仕組みを変えることには高校野球

球場の雰囲気、両チームの雰囲気、そして、審判の中にもファールに見えたけどとか、ホームランのような。。ということで出した判定という印象がある。しかし、ファール判定は正しかったのだろう。しかし、高野連が再協議を促した点を見ると、実は見守っていた高野連の人達の大勢がファールと見ていたからかもしれない。もしくは、高野連がリプレー映像を裏で見たからかもしれない。この高校野球では前代未聞の抗議からの判定覆りという現象は、プロで採用されたリクエスト制度により、覆ることが当たり前となったので皆、それを容易に受け入れることができるから起きたとも言える。野球ファンにはその認識ができたからだ。

2020-10-8 死球に怒る前に野球で強くなったら?

人道で考えれば、当てておいてもう一発はないだろう、ということになるのだが、プロの勝負師の戦いということで見ると、負けている方がぶつけられて怒ってもかっこ悪い。しかもこの試合、死球時点で13点差がついていた。怒る前にプロらしい試合を見せてからにしろ、とも言いたくなるものだ。広島からしたら、野球がうまくなってから文句言ったら?ということになる。負け犬の遠吠えだ。

2020-10-9 いやがらせをしたり、殴ったり。負けた腹いせ

高校野球では実力に格差があるので、名門校に対する劣等感をもつチームはヤクルトのように怒るということに一歩退く。本業の野球で力が及ばないのに、怒るにはばかるのだ。そして、名門校は体格がいいのもあるし、野球に対する優越感があるのでプレーや試合以外の所でも威圧してくる。ベンチからの野次や挑発、威圧の類は常用だ。相手に対して「てめえ」「お前」「バカ」「ヘタクソ」と投げかける。接触するプレーがない野球ではマウンドから、打席から、睨みを効かせランナーに出れば、近くの野手にケンカ腰で迫る。

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