人事異動ということだが、阪神グルーフ゜の主幹事業は電鉄だ。阪神電鉄は幕末の風雲児と言われる河井継之助の教えを受けた外山脩造が初代社長。河井継之助が、これからは商人の時代、と脩造のために福澤諭吉へと添書をし、外山脩造はそこから初代阪神電鉄の社長に就き、アサヒビールの創業にも携わった。その外山脩造の幼名が寅太だったことから阪神タイガースの名前の由来にもなったとされている。
2020-10-13 リクエスト制度 機械が神ととらえる発想
判定において大事になってくるのは納得なのだ。事実かどうかより納得が大事。この納得についてリプレー映像での確認という方法をプロは選択した。これによる方法にほとんどの人が納得するからだ。映像による確認が事実を映し出されていることに疑いを挟む人はおらず、冷静に落ち着いて振り返ることで敵も味方もファンも抗議している人も全ての人が納得していた。
2020-10-14 ユニフォームの着方 マルティネスが昔のスラっとタイプ
ピッチャーはピッチングが良ければそれでいいので、機敏性はさして求められない。しかも、緩い方がピッチングという同じ動作を繰り返すにはいいかもしれない。さらに、脚が土に擦れるので、なるべくダボっと保護するタイプの方がいいとも聞く。それなのにマルティネスは時代と逆行スタイルだ。最近、見掛けただけで今季の前半までは緩いスタイルだった。何があって、着こなしを変えたのだろう。しかも、ストッキングも履いている。今は、ソックスとストッキングを2枚履きするスタイルではなく、1枚で履くようになったのに、2枚で履くなど、30年近く前の古い着こなしだ。
19歳は成長期だ。心も体も伸びてから、大事に、壊れないように、使う配慮がいる。多額の投資のリターンを将来に渡って得なければいけないのに、壊れてしまってはそこで終わってしまう。しかも、高校野球とプロの野球では野球そのものが大きく違ってくる。ストライクゾーンはボール2個は違うし、相手打者が高校野球時代の強打者以上の打者が9人並ぶ。そこをいきなり活躍しろとは無理な話で、ファンは幻想を求め、若者の躍動を夢見るものだが、現実はそうはいかない。だから、使うタイミングは熟慮し、特に初登板というプレミアムは神経を使う。
高校生はドラフト1位すら投資であり、青田買いの部分がある。将来のスターとして獲っている。即戦力などとして獲得することはない。即戦力が必要なら計算できる大卒か社会人にすればいいだけだからだ。佐々木や奥川のような選手は、チームのみならず野球界の星であり、将来の日本の野球発展のために子供たちの憧れとなるような選手にする責任が獲得した球団にある。だから、安易な登板で潰すわけにはいかない。逆に大卒や社会人は即戦力だめでも、他がいる。貴重性は高卒の方がはるかに高い。
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