2022-3-14 長く見て、引きつけて呼び込んでミートする
その理由は、長く球筋を見ようとするから、ということに集約されるだろう。長く見るということは、引きつけるということであり、呼び込むという行為だ。それはボール球を振らなくなるし、ファールで球数を稼ぎ、フォアボールにつなげることもできる。長く見ず、引きつけず、呼び込まずに打つのは遠くへとばそうと(ホームランを打とうと)かっこつける行為であり、遠くへ打とうとしてフライになればその時点でアウト。低い打球なら(ゴロ)ならセーフになる可能性がある、という理屈になる。
2022-3-15 プロのセカンドにずっとセカンドをやってきた選手はいない
アマチュア時代からセカンドとして活躍し、プロでもセカンドでレギュラーという選手はいない。その理由は、プロになるくらいの選手ならアマチュア時代はチームの最も中心になる選手のはずだからそういう選手はピッチャーやショートとして使うからだ。セカンドができる選手は機敏でグラブさばきが良く、ゴロを捌ける選手ということになる。この条件はそのままショートも必要とされる。だからショートができる選手はセカンドができるということになるが、セカンドができてもショートでは足りないということがある。それはファーストまでの距離が長くなるので、肩の強さが必要になるのだ。
2022-3-16 打撃を優先するポジションと守りを優先するポジション
それでも外野手が打撃を優先されるのは打球が飛んでこない可能性があるからだ。一試合のうち、何もしない可能性がある。そうなると誰でもいいということになる。プロでなくてもいいということになる。一方、打席は3度必ず回ってきて、4回は回って来るもの。
何と言っても野球はアメリカ生まれなので、攻撃的なルールなものにして、地味なものは避けるルールとなる。そこが野球の戦略を決定してしまった。一人1打席なら最初からチームの中心打者を使ってしまうということには消極となるだろう。そしてイニングごとにポジションが変わるなら、頻繁に選手は交代されるし、いろんなポジションが守ることができるユーティリティの価値が高まるだろう。
2022-3-18 野球をやったことがなくても野球のプロになれる
打つことが出来ればプロになれるなら、試合を繰り返して技術を上達せずとも良いピッチャーと同じ球をどこでもいいから打ち、慣れれば打撃力は向上する。練習はウソをつかない、などと言わず、部に入り、みんなで長い時間練習する必要はないのだ。自分の好きな時間に必要なだけ、生きた球を打つ練習ができればそれで技術は上達する。そうすれば、たちまちプロの野球選手と言われることになる。
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