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ルールを変えやすい野球 低いフェンスで外野守備を楽しむ プロならではの試合を提供する責務 今週のダイジェスト

2022-5-30 ルールを変えておもしろくしちまえ 野球は変えられる

野球にはグラウンドの大きさに決まりがないという特徴がある。他のどの競技もグラウンドの大きさには決まりがある。野球は塁間やピッチャープレートの位置は距離を決め、どこも一緒だが、グラウンド全体の大きさはまちまちだ。これを活かして競技に面白さを演出する。

 

2022-5-31 フィールドを広くしてフェンスを低くして外野守備を楽しむ

フェンスを低くした方がいいだろう。今の球場は総じてフェンスが高いことによりホームランを掴むという守備の期待がなくなった。フェンスを低くしてよじ登っての捕球やジャンプしての捕球を見せてほしい。フェンスは、ここから先はホームラン、というために設けるのではなくこれを利用して大飛球を捕球するチャンスのためにある、という発想とする。広くしてフェンスを低くすれば、きっとプロの運動能力によるダイナミックプレーが誕生することだろう。

 

2022-6-1 ファールゾーンを無限にしてどこまでも追いかける

客を入れるためにエキサイトシートなる場所をつくったため、プロの守備にエキサイトする機会を狭めてしまっている。さらにそのシートに座る客が守備を邪魔することまで起きている。野球を観に来ている客が野球の興奮を妨げるという大矛盾。中には試合に背を向け、食事に勤しむバカまでいる。こんな奴のためにそんな席をつくるとは本当にふざけた球場づくりだ。そういうことを許している、または奨励までしている運営が野球を知らないからできる所業だ。

 

2022-6-2 ピッチャーにヘボバッティングをさせない DH制

セ・リーグへのDH制導入に抵抗が薄れてきた。その理由は選手に出場の機会が増えることにある。それよりも導入すべき理由はピッチャーが打席に入ることはプロの最高技術の展開として、その瞬間だけはアマチュアにも劣る勝負が行われることにある。プロという最高レベルの試合の中でピッチャーが打席の瞬間は、アマチュア以下のレベルの対戦となる。ピッチャーのバッティングなら2軍の野手の方がはるかにレベルが高いし、アマチュアの打者だっていい。ピッチャーはバッティングに関してはアマチュアだからプロ野球ではなくなるのだ。

 

2022-6-3 プロならではの試合を提供する責務

守備と攻撃で選手を替えていいという思い切った方法。DHを導入するなどというより、もっと野球の根本を変えてしまうルールだ。守備は守備の達人だけ、攻撃はチームの最も得点力のある打線で編成することができる。これにより、活きる選手が多くできることになり、バリエーションも富むだろう。野球は守備と攻撃でまったくちがう動作を行うにもかかわらず、選手交代は自由にできず、出場選手が全てをこなさなければならない。もともとこの仕組みで最高技術を連続させることに無理があるわけだ。

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