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左ピッチャーの使い方が野球を制す 野球選手としての運動能力の低さ 見えている世界が違うセンス 今週のダイジェスト

2022-9-5 速く走る運動能力は野球能力の低さを示す

野球能力を伸ばそうと思えば、身体を大きくする。それは自身の体質と相談し、自身のプレースタイルに合うように身体をつくるということだ。むやみに大きくすればいいというわけではないだろう。したがい、野球選手としての成長は陸上中長距離選手の体づくり、身体つきとは逆行するものだ。野球に長い距離を速く走る場面はない。長い距離を速く走る運動能力は、むしろそれは野球能力のなさを意味する。

 

2022-9-6 聴くに及ばない校歌

生徒は校歌で学校を選ばない。入ってから知った校歌がこんなものだったら、がっかりする人も多いだろう。在学中は未熟な年齢なので感じなくても、歳を重ねて母校歌を恥ずかしいと思う人が多かろう。そうなると、校歌なのに歌い継がれないことになる。

 

2022-9-7 互いに左ピッチャーが登場すると“両左腕の投げ合い”と言う

走塁が右周りになれば、右ピッチャーに対することが難しくても一塁ベースに近いから右打者のままでいいと選択し、わざわざ左打者に変えることは相当少なくなるはずだ。左打者が対右ピッチャー有利を捨ててでも、脚を活かして右打者になろうとする選手も出てくることだろう。

 

2022-9-8 左ピッチャーの使い方が野球を制す

左投げが野球をやった瞬間、まず、ピッチャーで使うと考えるからだ。左投げはファーストと外野しかないので、この瞬間、ポジションに制限がかかってしまいピッチャーという選択肢を外せない。さらに左投げが少ないことから、左ピッチャーの軌道を見慣れない、という理由で左投げをピッチャーにしたがる。右投げならピッチャーより野手を勧められる程度の球筋の選手でも左投げならピッチャーとして活用される。

 

2022-9-9 見えている世界が違うセンスの持ち主

そんなスーパーエリートの福留さえもMLBで同時にプレーをしていたイチローを“次元の違うところでプレーしている”と言った。プロの中でも違う次元の域に達したセンスの持ち主は見えている世界が違うことになる。だから非常識と思われ、非難される方法でもやりきることができる。振り子打法と呼ばれた打ち方も、それまでではダメとされている打ち方だった。自分の方からピッチャーとの間合いを詰めていき、軸足を動かし、前へ移動して打つなど考えることすら不遜であり、思いつきもしないとされていた。

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