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高校野球が支える日本の野球文化 糸井引退 球場の大きさが違うのにホームランの数を競う 日本野球の成熟度U-18世界大会 今週のダイジェスト

2022-9-12 日本の野球文化は高校野球に支えられている

高校野球という100年以上の歴史によって築かれた文化のおかげで肉体で劣る日本が世界を相手にできる最大要因になっていると言ってもいいほど。高校野球により野球を学んだ選手達はこの年代の世界の選手の中で最も成熟度が高いと思われる。だからいつも結果をしっかり残すことになる。

 

2022-9-13 超人は使えないのではなく自分らしくなくなったから 糸井引退

バッティング技術とは感覚と器用さのことだからいくら身体能力が高かろうが、ヘタクソはヘタクソだ。身体能力が高ければ当たった時に遠くに飛ぶとか速い打球になる、というメリットが発揮され、また、身体能力のおかげで鋭いスイングを身につけられる、ということがあり、これによりヘタクソを補えるということはある。糸井の場合、バッティングはうまくはない。しかし、野球史上NO.1と言ってもいいほどの身体能力が技術を補ってきた。目や反応に陰りが見え、一旦、打てなくなると身体能力は関係ないことになる。

 

2022-9-14 日本の成熟度は細かい野球 駆け引きは弱い U-18世界大会

日本ではゆっくりやることは全て悪とされるので、ゲーム中に考えるとか、間を使うとか、駆け引きといったところについては成熟しない。したがい、これらの面では海外チームに劣り、いつまで経っても追いつかない。これらの所作を取り入れれば、さらに強くなる。

 

2022-9-15 球場の大きさが違うのにホームランの数を競うホームラン王

野球の記録を比べる際に、決定的に参考にならないことが、大きさに決まりがないということだ。ハナから比べることが無理としてスタートしている。ホームランというのは、ここから先に打者がボールを運んだら、または打ち返したら打者の完全バッティングとして、もう得点にしましょう、4つの塁を与えましょう、という称賛の出来事としてルールに組まれている。その称賛の距離に決まりがないというのだから、本当に摩訶不思議なルールだ。

 

2022-9-16 校歌はそこに生きた感動

校歌はその学校を特徴づける、その校風を決定づける内容がいい。そのためにあると言えよう。きれいなことばだけ並べるのなら校歌にして語り継ぐ必要がない。勝手に口ずさんどけばいい。校歌だから意味がある、校歌にしか使えない、といったことばこそがそこに生きた生徒たちに染みる。校歌はそこの生徒に最も響くものであればいいのに、愛だの夢だの恥ずかしくて高らかに歌えない。

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