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確率を無視した戦い 高崎から日本一は夏へお預け 挟殺プレーをよく失敗するプロ 低反発バット導入 バントは決めて当たり前? 今週のダイジェスト

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2024-4-1 確率を無視した戦いでの成功

大会を通して日本の戦略にはいくつも首を傾げることがあった。まず、右打者が圧倒的に少ないということ。最近は投げるのが右でも打つのは左という選手がとても増えたので、上から良い打者を選んで行くと、どうしても左打者ばかりになってしまう。これに相対するようにピッチャーは左が圧倒的にいなかった。その理由はこの大会でワンポイントが禁止されていたからだ。ところが、イニング途中からその回を投げ切れば、結果ワンポイントのような使い方が出来るルールではあったので、この使い方ができるし、しなければいけなかった。

2024-4-2 高崎から日本一は夏へお預け 健大高崎

全国制覇でない理由はセンバツは、選抜されたチームで行われる大会であり、全国の代表、つまり47都道府県の代表が集う大会でないからだ。秋の地方大会を参考に選ばれたチームなので地方大会で負けを喫しているチームも数多くいる。健大高崎は、群馬大会は制しているものの、関東大会では敗れている。これに対し夏は各都道府県でトーナメント大会を実施し、そのチャンピオンが甲子園に集い、その夏、唯一負けなかったチームが優勝となるから、まさに全国制覇なのだ。

2024-4-3 頻繁には起こらない挟殺プレーをよく失敗するプロⅡ

守備側が殺せないケースは、暴投、キャッチングミス、追いかけすぎ、ベースを空けた時といったところか。野手ならキャッチボールの段階から野球では常に投げることと捕ることを繰り返すので暴投、キャッチングミスはエラーで片付けられる。だが、追いかけすぎやベースを空けるというのは、日ごろの練習やチームでの徹底が甘いからと思われる。追いかける方はここまで追ったら、たとえ殺せると思ってもボールを手放すことといった徹底や反復が足りないのだろう。

2024-4-4 硬いボールを人めがけ、硬いバットを目の前で振り回す野球 低反発バット導入

もともと、金属バットを導入したのはコスト削減のためだ。高校野球は高校生の部活動だからお金が常にネックとなる。野球自体がそもそもお金がかかるところに木のバットだと折ってしまうと次々と補充しなければいけない。力のない高校生なら金属バットでも大丈夫という判断だったのだろう。だが、バット製造技術の進歩により低反発の金属バットが生み出されたということだろう。

2024-4-5 バントは決めて当たり前?常識を見直せ 再録

ピッチャーは投げる能力を買われて入団している。投げることで給料をもらっている。バントを100%成功しても、抑える能力がなければ雇われないし、使われない。バントがうまいからという理由で獲得されるピッチャーはいない。そのピッチャーがたまたまランナーがいる場面で打席に立った途端、バントを成功させなきゃいけないとされる常識は理不尽だ。

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