2025-8-18 まだみんなと野球がしたくて、すみません涙が止まらない
一番はこの、もう高校野球が出来ない、という現実をつきつけられることが涙を止めさせないのだ。そして後輩はもう、先輩と野球が出来ないという現実。今まで一生懸命やってきたものをこの瞬間に取り上げられる。絶望に近い感覚だ。だからこそ、逆に当事者でない人間としては敗けたら明日がない、ということに最も惹きつけるのだろう。その試合で勝者と敗者を決定する。シーズンとなると、その試合では勝者は白星一個もらうだけで戦いを続けさせられるし、敗者にはチャンスが残る。
伝統校にして超名門はこれまでつないできたユニフォームで歴史を作ってきたので何も今の学校や高校生だけのものではない。今ここに野球部として一目置かれ、選手が集まるのは先人がつくった実績があったればこそ。そこを否定することにもつながるユニフォーム変更に異を唱えたわけだ。
以前の制度では逆に早めに判断することを心掛けただろう。それは、豪雨の予報が立っている中で試合を続けることで5回を過ぎてしまって予報通り大雨になり、やめざるを得なくなったら、試合成立してしまうから。接戦の試合でそれは是非とも避けたい。実際、以前、沖縄県大会で8回表の攻撃で逆転した浦添商業が、その裏が完結する前に豪雨のためコールドとなったことで7回までのスコアを採用して試合成立、浦添商業敗退というケースがあった。
寝耳に水ということがあるだろう。まさか、俺がクビを切られるなんて、というプライドだ。それでも、うすうすというか、恐らくというか、今年で終わりかも、という考えは頭にあるはず。でも、いざ、クビを言われると、それまで幼少の頃から野球で生きてきて、うまい、うまいと褒めそやされて生きてきて、ついに挫折を味わうことになったものの、それでも体が動く中では引退と決断しにくいのだろう。


