必ず牽制を入れ、一塁ランナーの様子見と足止めをしながら、投球もカウントによって変え、ファーストとサードもカウントによって突っ込む形式を変える。守りでプレッシャーを与え、一点もやらないというより、ひとつも塁を進めさせない、という強気の守りだ。一死一塁となり、さあ、どう守る?
本来の野球に対してパワーで振りまくるだけの野球がある。そっちがビッグベースボール、と言うよりラフベースボールがあるだけだ。スモールベースボールなどなく、それは本来の野球であり、諸外国がやる野球がラフベースボールというだけ。ただ、ホームランや速い球はどうしても体格に劣る日本人は抗えないが、細かい野球や隙をついたプレーは、真似したり反省すればできそうだ。だからそういう野球で敗けても、やられた諸外国チームは敗北感はないかもしれない。
2025-9-25 さあどう守る? 守るとはホームを踏ませない攻め
高度な技術を持つ選手たちが集まり、それゆえハイセンスの連携が生まれる。お互いに感じ取り、あいつならやってくれる、あいつならきっとこう動く。奥村の二塁選択はゴロを追いながら視界に入らないところまで感じ取っているから生まれるプレーだ。視界に入らないところでもランナーがこう動いていないか、と予想して、たとえば投げたふりしておびき出すとか、アウトを獲る方法はいろいろあり、普段から考えておくことだ。何も打者を打ち取ることだけがアウトを重ねる方法ではない。
野球選手が体をでかくし、長距離に適しないのはその競技に合わせた結果だ。もしくは、その競技の特性がそういう人間を欲している。その競技のルールが体型、体質、を決めるということだ。プロ野球選手がランニングホームランを打った後、息も絶え絶え倒れ込むシーンがある。パフォーマンスが入っているとはいえ、野球選手の本業であるベースランニングでどうして倒れてしまうのかというと、ベースを一周するほどのプレーは滅多に起こらず、そのための体づくりより、何度も順番がくる打席で結果を出すための体づくりをしているから。


